ほていさんの覚書

自分なりの視点で世界を切り取りたい

⑦ぶりっこな関西人おばさんL

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定年まで一桁しか残っていない女史である

見た目も寸分たがわず、定年まで間もないだろうなぁというおばさんである

 小綺麗でもなく、こ洒落ているわけでもなく

ママチャリに乗って、商店街のアーケードを走っていそうなおばちゃんである

 

私は、その不釣り合いな言動に、鳥肌が立つ

 

例えば、

電話口で急に高音に変わる猫なで声や、不必要な高笑い

その高笑いは、オフィス内にこだまする

 

 

私には、自分の無力さを恥ずかしげもなくひけらかしているようにしか見えない

本人は、きっと、‘’私ベテランです‘’感を演出しているつもりなんだろうけど、

こちら側で聞いている私には、「ちょっと止めてよ、おばさん・・・」って思う

その電話口のテンションだったり、トーンがもはや「分不相応なぶりっこ」

にしか括られないからだ

別にそんなにテンション上げて話す内容じゃないでしょう?

欠席した生徒の保護者にする、普通の定時連絡でしょう?

そのオーバーリアクションは必要ですか??

相手に取り入るような、オーバーリアクションをして

何かのポイント稼ぎですか?

 

 

例えば、

オフィスに害虫が出現したときの奇声

新人の職員が引いてしまうような、大きな叫び声を上げて、逃げまくる

ゴキブリなんかが出た時には、それこそこの世の終わりか?って

いうくらいのパニックぶり・・・もう失笑です

 

だから、かわいくないんだって、あなたがその奇声をあげてもさ・・・

若干ウザさが強まるんだって、おばさんが「たすけて~」感だしてもさ・・・

あなたの役割は、丸めた新聞紙を取り出して、そのゴキブリたちを

勇ましく退治する側なんだって・・・

わかんないかなぁ・・・ホンと

 

優しい若手が、そんなぶりっこオバサンを手厚く介護する

偉いねぇあなたたちは・・・

まともに取り合ってあげるのね・・・ 

 私だったら、つぶしたゴキブリ目の前に突き出して

失神させてやりたいくらいですよ・・・

それくらい見るに堪えない、聞くに堪えない騒ぎっぷりなんです

 

 

『人の振り見て我が振り直せ』

私も、いいおばさんだ

中年女まっしぐらなお年頃

人のことをこれだけこき下ろしているのだから、

自分のふるまいにも、注意を払わなければ・・・

 

目指すは、『年相応のかわいげ、愛嬌、時々貫禄、威厳』といったところだろうか

『年相応』最近の私のキーワードになっています

 

⑥フリーズして動かない泣き虫小僧D

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口を開けば泣き言ばかり

30代の男性職員Dは、私の隣の席でいつもグチグチしている

まるでナメクジのようだ

そうやって弱音を吐いて何かが変わるんだったら

いつまでも吐いてろよ

 

30も後半に差し掛かろうとしている男が

妻子のあるいっぱしの男が

やれ眠いだ、疲れただ、やる気が起きんだ

ふざけるなだ

指くわえて甘えてるんじゃないよ

まったく

 

おかげで、チームの士気はダダ落ち

何でそんな泣き虫小僧の相手をさせられなきゃいけないんだ

しかも、あんたは一応主任のポストでしょ?

チームを統括して、けん引していくポジションでしょ?

そのリーダーがウジウジしてたら、

進むものも進まないんだよ

 

 

分からないなら、どうして先輩や経験者に助けを求めない?

できないなら、周りに振ればいい

的確な指示をだして、メンバーを動かせばいい

そんな基本的なリーダーの資質も持ち合わせないまま

主任のポストについて、メソメソされちゃ大迷惑だ

 

 

それで、あれもこれも、自分でって抱え込んで

キャパオーバーになって、フリーズですか・・・

コンピューターであれば、再起動をかけて何とか動かせるけど

この泣き虫小僧はそのフリーズしたままの状態で、うんともすんともいわない

フロッピーディスク程度の容量しか持ち合わせていないらしい

このご時世にそれでは致命的だ

 

 

あらゆることに受動的な態度になり、

何一つ自分で決定が下せない

日和見主義のように、その場その場でなんとなく方向性を決めていく

舵を失った難破船はいったいどこに行きつくのかと

日々不安で仕方がない

見通しのない場当たり的な計画に付き合わされるメンバーはたまったものじゃない

 

 

決められない人は嫌いだ

信頼できない

協働とはいうけれど、私はできない人のケツをもつのが協働だとは思わない

どうしてできない人に合わせて、クオリティの低い業務で納得しなくてはいけないのか

どうしてできない人のために、こちらが割を食わなくてはいけないのか

その生ぬるい感じが私は嫌いだ

 

本来、協働って、もっとクリエイティブで向上的なイメージがある

お互いの個性が掛け合わさって、よりよい成果を生み出すような

そんな協働作業を私はしてみたい

 

 

ナメクジぐじぐじ

泣き虫小僧には

塩を振りかけて、とっとと溶けていただこう

 

 

 

 

 

 

⑤若い男大好きイタイ中年女F

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こういう、イタイ先輩を見ると、つくづく

歳相応っていう感覚を持ちたいって思う

バランス感覚というか、アンテナというか・・・

 

 

この女史は、職場内のポジション的には、もう主任レベル

だけど、やっていることが私にはギャルっぽく見える

「キャピキャピ」と効果音がつくような

 

 

最初に「キモっ!」て思ったのは、

夜遅くまで残業が続いて、同じチームで働いている新米くんを

連日のように誘って夜食を食べに行っているのを見たとき

 

翌朝のお互いのあいさつが

「昨日は、ありがとう/ありがとうございました」だからね・・・(笑)

 

おいおい、あんたたち、朝からエロティックだねぇ

二人で共有した夜を確認しあっているのかい?!ってな感じです

 

 

ちなみにこの女史は、既婚者です

夫が単身赴任で地方に暮らしています

 

 

確かに、お互い一人暮らしですよ

夜遅くに帰ってまともな食事もできないくらいなら、

帰る途中で、一杯ひっかけてお腹を満たしたほうがいいでしょう

そこに話題を共有できる相手がいれば、心も和むのでしょう・・・

 

 

でも、そこに私はなんとも言えないイヤラシさを感じてしまうのです 

先輩風を吹かせて、後輩の労をねぎらって、

「よく頑張ってるよねぇ、▽▽▽君は」なんていいながら酔っぱらってね

なんか、頼りになる先輩っぽい風を演出しようとしているんだけど、

これ、あくまでも、ビジネスライクな関係の延長戦ですよっていう体で

やっているんだろうけど、

 

そこにオバサンのエロさを感じずにはいられないのです

だって、1週間のうち半分を、その二人で行きますか?

いくら、深夜までの残業が続いていたとしても、

そこは、配慮があってしかるべきでしょう

そこに、デリカシーのなさが見て取れて

吐き気がするわけです

 

 

男女を逆にして、

「妻子持ちの中年男」と「まだ新人の若い女性職員」に主役を変更したら

これは間違いなく、ダメな組み合わせになりませんか?

中年女と新人男子でも同じだと思うんです

まして、当の女史には旦那がいる

 

 その手当たり次第感がイタイのです

 あんた、周りからどんな風に見られてるのか感じないのかい?って思うんです

 男と女が、深夜に二人で居酒屋行って家に帰ってるんだよ

何かあってもおかしくないじゃないか・・・

 

って妄想を日々している私の方が

単なる暇人ですね・・・(笑)

 

 

 

そりゃあ、私も、もちろん若い男の子たちは好きです

ほっこりしてしまう男性もいますよ、やっぱり

でも、私はもうちょっとコソコソやりますね(笑)

いい年したオバサンが柄でもないって思われるのは目に見えているので

適度なエロさでほそぼそと恋をします

 

 

ほていさんのもっと詳しいプロフィール

プロフィール

愛知県在住、40代、独り身女です

15年以上地元で、中学生に英語を教えています。

 

最近ちょっとした病気で、入院、手術、自宅療養の生活をしたことがきっかけで、

ブログを開設しようと思い立ち、かれこれ半年が経ちます。

 

同じ時期に出会った本からも大きな影響を受けています。

落合陽一

 ↓

堀江貴文

 ↓

佐藤航陽

 ↓

前田裕二

 ↓

西野亮廣

 ↓

成毛眞

 

の順ではしごをし、「新しい生き方」に目覚めて、行動を起こしています。

このブログ開設が私の中では大きな一歩です。

 

 

主な経歴

15年以上も公教育の現場で働いてきて、

近頃、この仕事に対する限界のようなものを感じ始めています。

異業種の人との交流を深めるにつれ、この業界の閉塞性や保守的な文化の前に

どうしようもない虚無感に襲われます。

 

そして、上記の著者に代表されるように、自分の人生を生きている人たちの

生きざまに強く惹かれ始めています。

 

「公教育」という、慈善事業の極みを体現する現場で

無償の愛情や情熱を注ぐために、膨大な自分の時間を犠牲にして働き

社会の様々な問題解決を軒並み「教育の大切さ」の旗印のもと

何でもかんでも現場に押し付けられたりすることに

疑問を抱くようになっています。

 

この先もこんな疑問を持ちながら、毎日我慢して働くことに何の意味があるのか

複雑多様化する社会や家庭の要求を満たすために、

べらぼうに働かせられる駒に成り下がるのは、絶対に嫌だ

自分のやりたいことを思う存分できるようになりたい

そう強く感じるようになっています。

 

 

 自分は、思い立ったらまず行動を起こすタイプです。

ブログの開設なんて、このご時世、かなり後発で、今さら感がありますが、

くすぶっている自分の現状を打破するためにも、

何か行動を起こさずにはいられませんでした。

だから、絶対に続けたいと思っています。

 

 

 発信したいこと

好きなことはいろいろあるけれど、

長いスパンで継続して発信できる自信があることは、読書ブログです。

 

 

最初に紹介した著者の本は、主にビジネス書に分類される内容だけど、

普段はもっぱら小説を読みます。

池井戸潤に代表されるような、社会派小説が好きです。

骨太で、読みながら思わずうなってしまうようなプロットに惹かれます。

感動する作品に出会えると、その作家ばかりを追いかけて読みあさります。

 

 

そして、フィクションの世界に物足りなさを感じると

味を変えるために話題のビジネス書や新書を手に取ります。

そのタイミングで出会ったのが、

落合陽一さんをはじめとする今旬の人たちの著作です。 

 

 

あとは、一人旅、海外旅行といった内容でも発信したいです。

海外旅行は、一人旅、グループ旅行合わせて、16か国を訪れました。

時間とお金さえ許せば、まだまだ行きたいところが満載です。

 

旅行で訪れた場所で感じたことを、

大切に記憶しておくためにも、旅行の記録を残していきたいです。

 

 

何がうれしくて独り身なんだ・・・

この年代になって、痛感する自分の欠点は、

「できない」と言えない、言わない、性格です。

 

実際、任された仕事は、すべて「やれてしまう」し、

驕った言い方に聞こえるかもしれませんが、

その他大勢の人がするよりも、クオリティの高いものに仕上げられる

という自負があります。

 

上司の仕事ぶりを見て、「できない人だ」と判断すると、

一気に尊敬の念が覚めていきます。

「あぁ、その程度ですか・・・」と。

「それなら、自分の方がよっぽどましなものがつくれますけど・・・」と。

 

私としては、ただ自分が納得できるものに仕上げるために

頑張って業務をこなしていくんですが、

そうすると、また別の依頼が舞い込んでくることになります。

別に私は、自ら手を挙げて「やります、やります」と言っているわけではありません。ただ、与えられた任務を実直に遂行しているだけだと思います。

 

そんなことを繰り返していくうちに、雪だるま式にどんどん自分に降ってくる仕事

が増えていって、自分のことを犠牲にして、業務の方を優先するようになっていきました。

 

自分をあてにしてもらえることは、

「頼りにされている」「評価されている」と感じられることなので、

素直にうれしいと感じます。

それが、社会人として「働く」ということなのだと信じてきました。

 

でも、あるときふと

「単なる都合のいい人」に成り下がっていないか?と不安になり始めました。

 

周りの友達を見渡すと、

みんなとっくに「家族」だったり「プライベート」だったりに軸足を置くようになっていて、自分の地盤みたいなのを固めていました。

 

そういう友達は、当然それが優先事項になって、「パブリック」な社会人としての立ち位置もスタンスも変化し始めます。

一方で私は、相変わらず「パブリック」としての立ち位置がベースになっているから、身動きが取れなくなってきています。

 

そのことが無性に、悲しい、わびしい、寂しい、悔しい・・・

 

私は、ただ目の前にあった業務をひたすらにこなしていただけなのに・・・。

 出世、出世とがめつく前に出てくる割には

中身がスカスカの仕事しかできない無能な同僚がほっとけなくて、

見捨てておけないから、ちゃんとした形のものにしたいから、 

 

でも、そんな奉仕の精神なんて、どこかで割り切らないといけなかったんだって

今、痛感しています。

もう取り戻せない10年以上の歳月を背中に感じながら。

みんな、上手に切り上げていたんだって。

自分は気づかずにいつまでも馬鹿正直に頑張っていたから、

いつの間にか、ポツンと取り残されてしまった気分です。

 

 

これからは自分の人生を生きる

 それでも、たくさんの本との出会いや、素敵な生き方をしている人たちとの出会いによって、「新しい生き方」に気づけたのは、幸せなことだと思います。

 

人生100年時代の幕開けという言葉も聞かれるように、

まだまだ、私の人生はこれからだって思います。

取り戻せない過去に縛られている暇があったら、

まだ半分以上残っている残りの人生のために

全力でエネルギーを注げばいいんだと思います。

 

やりたいことは次々溢れてきます

例えば・・・

 

『和』的なもの

着物、古民家、棚田、神社

 

『くつろぎ』的なもの

コーヒー、ヨガ、ねこ

 

自分の好きなあれこれをいろいろ組み合わせていくと

何ができるだろうと想像していると

とてもワクワクしてきます。

好きなことに貪欲に、好奇心を失わずに、

このワクワクを追い続けていきたいです。

 

④赤ちゃん返り整体師G

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シルバー人材の活用が叫ばれて久しいですが、

うちの職場でも、退職後の人材が採用されるようになってきました

退職をしてもなお、働きたいという意欲があることには

大変頭が下がる思いですが、

個人的には、やっぱり、ノーセンキューです

 

 

私の部署に配属された、御氏のつかみはこうだった

「自分は仕事の傍ら、有名な整体師に師事して、勉強してきたので、

みなさんのカラダの不調を治すことができます、

もし、そんな悩みをお持ちの方は、気軽に声をかけてください」と

歓迎会の酒宴で、誇らしげに話題を振りまいていた

 

なんでも、その師匠という人は、

有名オリンピック選手のメンテナンスもするくらいのすごい人で、

その人に師事するためには、それ相応の授業料を払わなければならないとか、

認定証を受けるにもやはりかなりの上納金なるものが必要だとか、云々

 

 

その話を聞いた私の同僚で、肩や腰などの慢性的な不調を抱えていた同僚が

興味本位で、この御氏に早速声をかけていた

施術をしてもらった同僚達は皆、一様に、その後のカラダの変化に驚き、

えらく感動していた

でも、私は何だかいかがわしさの方が優ってしまい、近寄らなかった

そんなおじいちゃんに体を触られることは、まだ抵抗があった

 

 

そうして、「G氏はスゴイ!」「ゴッドハンドだ!」という評価を獲得しながら、

何かと職場のみんなから重宝がられながら、

仕事は進んでいくのだが…

 

 

肝心の業務が、ヒドイ…

「どうして、また働こうと思ったの??」

と、思わずにはいられないくらい、ポンコツなのです

 

 

私には単なる自己満足のためとしか思えないです 

そんなちっぽけな自己満足のためだけに現場に戻られたのでは、

本当にノーセンキューです

現場は大迷惑です

余計な手間がかかるだけです

 

打ち合わせの内容1つ満足に理解できない

不安に思うから、いちいち周りのスタッフに確認をしてくる

 

私はそのやり取りを聞いていて、

口にこそださないけれども、

「それ、打ち合わせの内容を理解してたら分かるはずですよね?」

「ちゃんと、会議資料読んでいましたか?」

「今さら、そこから説明しないといけないですか?」

と、内心いつも毒づいています

そういうことが毎日起こるのです

何しに来ているの?一体?とストレスを感じずにはいられないのです

 

 

私が許せないのは、

まがりなりにも、定年まで勤め上げた人が

その同じ業態の職場に来て、

決して、真新しい業務を依頼されているわけでもないのに

まるで、素人のような拙さっぷりで動かれることです

 

 

40年近くもあなたは何をして働いてきたのか?

定年してもなお、わざわざ親子ほどの差のある同僚に

指示を仰がなければ何もできないような程度であれば

いない方が職場のためです

 

 

会議一つまともに仕切れない

企画一つ十分に練り上げられない

40年近くの経験値を元にした、自分なりのポリシーみたいなものが全く感じられないのです。

せめて、一人前の仕事をしてほしい

そう願わずにはいられないのです

 

定年後の手持ち無沙汰の時間を埋めるためだけに

現場に戻ってこられては、

お世話をする大人が増えるだけで、全然うれしくない

 

 

還暦は、十干と十二支を組み合わせた干支が一巡し、

生まれた年の干支に戻ること。

文字通り、「暦(こよみ)が還(かえ)る」という意味。

一種の生まれ直しであると意義づけられている。

だから、赤いちゃんちゃんこを着て、

「生まれ直し」、「赤ちゃんに戻る」ことをお祝いするようになったらしい

 

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うちの御氏は、この「赤ちゃん返り」っていう言葉がまさにぴったりです

おしゃぶりくわえてるんじゃないかってくらい、周りに依存してばっかり

自発的に考えて、行動するっていうことが全くできない

 

 

近頃の御氏は、怪しい整体師の活動もすっかり飽きられてしまい、

閑古鳥が鳴いています

逆に今度は御氏自身が、何やら体の不調を訴えて

時々病院に通っているようです

 

みんなから、チヤホヤされなくなって

急に寂しくなったのでしょうか

 

自分が取りまとめなければいけない企画が

遅々として進まず、頭を抱える日々が続くにつれ

そのプレッシャーに押しつぶされそうになっているのでしょうか

 

 

でも、

あなたは、いい大人なんですから、

バブバブと周りに甘えるのはもうやめてください

自分の足で立って、ちゃんと歩いてください

 見ているこっちが情けないです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アラフォーサラリーマンへの応援歌に聞こえた

仕事もプライベートもしっかり落ち着いてしまった中堅サラリーマン、

でも、どこかでそんな自分に嫌気がさしていて、

心の底に秘めた情熱をもっている、そんな社会人にオススメです

 

 

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

 

 

読み終わった後、ギュッとハグをされているような、

ほっこり、あったかい気持ちになりました

同世代の彼が、自分の経験と信念から書き起こした、真のことばだからこそ

読み手の心にもグッと響く内容になっているんだと思います

 

 

すでに、多くの場所で取り上げられている本なので、

説明は不要かもしれないけれど、

 

この本は、絵本「えんとつ町のプペル」を製作し、

販売していく過程を例に挙げながら、

現代のお金と広告をめぐる、

世の中の大きな変革を解説していくことが主な内容になっています

 

芸人という職業柄のなせる業なのか

文体がとてもわかりやすくて、笑いの要素も絶妙に取り入れられているので

読んでいて、全く飽きず、なおかつぐっと心を掴まれるような

そんな体験ができます

 

行動しない人間は、自分が行動しない理由を、すぐに「勇気」 のせいにする。「勇気ないから一歩踏み出せない」と言う。これは違う。大間違いだ。

行動することに、勇気は必要ない。

一歩踏み出すために必要なのは、ポジティブシンキングではなく、ロジカルシンキングだ。

説明できてしまう事柄に「勇気」は必要ない。(p. 300)

 

勇気のせいにしてはいけない。今、あなたが行動できていない理由は、あなたが情報収集をサボっているせいだ。努力だ、圧倒的努力。これに尽きる。

 

行動しよう。

失敗したら、取り返せばいい。

大丈夫

(p.302) 

 

 「大丈夫」

最後のこのことばに私は胸が震えました

こんな風に肯定してもらえることって、この歳になると、ほとんどないから

「大丈夫?」は毎日のように聞かされるのに・・・

 

不思議だった、この「大丈夫」を読んだときに、

お腹の底から力が湧いてくるような、そんな気持になりました

 

 

 

 この本の中では、絵本の企画にとどまらず、

面白い企画が今もなお進行中であることがわかります

これから彼がどんな革命を起こしてくれるのか

同世代の人間として、ワクワクしながら待ち望んでいます

 

 

③腰の引けた西欧人かぶれC

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ほら、また休んだ

今回は、2日間、連休含めて5連休、たっぷり休めていいですねぇ・・・

 

ホンっと頭にくる、というか呆れる

定期的にくる、お疲れ休み

お腹が痛いのか、頭が痛いのか、お熱が出るのか知らないけど

まぁ、ナイーブですこと・・・

1度休むと軽く1週間近くやすんじゃうんだから、うちの主任は

 

線が細すぎるんだよね、とにかく

いつもビビッてる

何に?って思うことばかり

今の職場は、対外的にはクレームもトラブルもほとんどおこらなくて

私にしてみれば、平和な職場そのもの

スタッフだって、おしなべて従順で協力的な人たちばかり

そんな中で働いているのに、何をビビる必要があるんだろう

自分で自分を勝手に追い込んで、その呪縛にがんじがらめになって

神経すり減らして、体力すり減らして

燃料使い果たして、ダウンしちゃう

今まで、何してきたの?っていいたい

私より何年も余分に働いてきてて、その適応力ですか?って思う

 

通常の業務に対してもそう

常に腰の引けた見方しかしない

最近は特にその傾向が顕著になってきてると感じる

 

部下が提案した新しい企画や提案に対しても

最初から、守りの姿勢、消極的な姿勢でしか意見をしない

自分の中に1ミリでも不安要素があったら、もう腰が引けてくる

新しいアイディアを生かして、変えていこう、攻めていこうっていうエネルギーが全く感じられない

遊び心とか冒険心みたいなのが全く感じられない

典型的な「おじさんサラリーマン」

つまんない人生だなぁって思ってしまう

一緒に働いてても、おもしろくないなぁって思う

真面目すぎて、息がつまる

それが、一番大事だと思っているから、どこまでも愚直に頑張っているんだろうけど

全く魅力のない職場になってることに気づいてないんだろうなぁ

カチカチに凝り固まってしまっていると思う、今の職場

 

 

こんな典型的なジャパニーズサラリーマン然とした主任なのに

なぜか好んで、バーに行く

しかも、西欧人が多く集まる、ちょっと雰囲気のイイおしゃれなバー

おしぼりで顔拭いちゃいそうな風貌なのに、

新しくできたおしゃれバーの情報を嬉々として部下に話す

笑っちゃう

いやいやあなた、典型的なオヤジじゃん

どこからどうみても、浮いてるよ、そのバーで

想像するたびに滑稽になる

 

西欧人ぶるのもいいけどさ、

その前にもうちょっとそのチキンハートを何とかしてくださいな