ほていさんの覚書

自分なりの視点で世界を切り取りたい

【速報!!】《香港ー深圳北》高速鐵路に乗ってみた#1チケットの買い方(オンライン予約)

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9月23日(日)

満を持して開通した、香港ー深圳北の高速鐵路に早速乗ってみた!!

 

 

 

チケットを買う

 

 

オープン初日、しかも香港では中秋節の連休真っ只中、

きっと、とんでもない混雑が発生するだろうと思い、

前日の夜に、オンラインで購入しました。

 

 

今のところ、まだスマホからのアクセスには対応していないようで、

パソコンからアクセスしました。

これがホームページです。

 

 

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www.highspeed.mtr.com.hk

 

さすが香港だけあって、

広東語、北京語、英語の3言語に対応していました。

英語表記の画面を見れば、私でもスムーズに申込ができました。

 

 

Buy Ticketsをクリックすると、この画面になります。

 

 

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左側のTicket Enquiryに必要な情報をそれぞれ入力していきます。

 

 

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Single Trip (片道切符)  かRound Trip (往復切符)かをチェック

 

③行先(香港からどこまで行くのか)

 

④日にち

 

⑤時間指定

 

⑥乗車人数

 

を順に入力してTicket Enquiry(チケット問い合わせ)をクリックすると、

候補の列車が右側に表示されます。

 

 

 

希望の列車をチェックすると、次は座席クラスを選ぶ画面が表示されます。

 

First Class(1等)Second Class(2等)

※値段は、1等が138HKD(約2000円)、2等が86HKD(約1300円)

 

座席クラスを指定して、Continueをクリックすると乗車する列車が確定します。

 

 

次は、乗客情報の入力画面です。

中国の新幹線(高鐵)は、日本の新幹線のように、

切符を自由に譲渡することができないようになっています。

いってみれば、飛行機のチケットと同じ感覚です。

 

 

日本では、チケットセンターなどで、割安の自由席券や回数券を

買うことができますが、中国ではそれができないのです。

チケットを買った本人しか、その列車に乗車できません。

 

 

乗客情報には、パスポート番号と名前の入力が必要です。

これはチケットが発券されると、印字されるようになっています。

チケットに印字された本人しかそのチケットを利用できないということです。

 

 

乗客情報を入力して、さらに、Continueをクリック。

次は、チケット発券予約情報を送るメールアドレス、パスワードの情報、

香港での携帯番号を入力します。

 

 

Continueをクリック。

 

 

最後はクレジットカード情報の入力です。

支払いに使えるクレジットカードは、

VISA、Master、UnionPayの3種類。

 

 

Confirmをクリックすれば、支払い完了。

すぐに、指定したメールアドレスに確認メールが届きます。

列車に乗る当日にそのメールをプリントアウトするか、

スマホの画面で窓口で提示する必要があるので、必ず保管、保存をしておきます。

 

 

ここまでの流れ、およそ15分。

乗車日時の日程がすでに分かっている場合は、

とても手軽に、希望の列車の予約ができるので、本当に便利です!!

 

 

 

 

オンライン以外のチケットの購入方法

 

今回はオンライン予約でしたが、サイトによると、オンライン予約以外では

以下の方法でチケットの予約、発券ができるようです。

 

 

◇窓口

◇自動発券機

◇代理店

◇電話予約

 

 

 香港なので、おそらく英語でも問題なく対応してもらえると思います。

ただ、やはり窓口や電話は時間が読めない事、

自動発券機は、外国人のパスポートで利用ができるのかが

 まだ確認できていません。

なので、一番確実なのは、このオンライン予約か、代理店での予約かと思います。

 

 

 

利用後の感想

 

 

今回私が購入したチケットは

 

〇オンライン予約

〇片道切符

〇2等席(86HKD)

〇クレジット決済

 

でした。

 

実際に使ってみた感想は、

 

オンライン予約はカウンターの長蛇の列に並ばなくてすぐに発券してもらえたので、

とても快適でした。

 

片道切符しか買わなかったことは、失敗でした。

というのは、中国側でもチケットは購入できるのですが、

いかんせん、香港と違い言葉の壁が厚い・・・

英語がほとんど通じません。(涙)

だから、帰りのチケットを買う時はとても苦労しました。

次回、利用するときは間違いなく往復切符を購入していきます。

そうすれば、香港の窓口で往復分の切符を発券してもらえて、

帰りの分のチケットも持った状態で出かけられるからとても安心です。

 

2等席は、日本の新幹線の普通席と同じクオリティなので、

私は十分満足でした。

 

でも、1等席でも、金額の差は700円くらいなので、

ちょっと背伸びして贅沢してみたいときは、

1等席のチケットを買ってみようと思います。

 

 

 

 以上、まずはチケットの買い方でした。 

 

 

 

マダガスカル一人歩き#6バオバブいろいろ

旅行に行って初めて知った、バオバブのこといろいろまとめてみます。

 

 

 

バオバブいろいろ

 

 

まずは、今回見ることができたバオバブいろいろ。

 

 

① 双子のバオバブ

 

 

f:id:su2uqui:20180910195950j:plain (双子のバオバブとその前を走る自転車タクシー)

 

前回も書いた通り、この道はれっきとした「国道」です。

地元の人たちにとっては、大切な幹線道路です。

 

あと、観光用の車は、四駆の自動車じゃないと通れません。

道が悪いので、マイクロバスもだめだそうです。

 

この砂地の道がずっと続くので、車が走ると、大量の砂ぼこりが舞います。

その中を、この自転車タクシーのように、無防備な地元の人たちは走っていきます。

 

 

 

su2uqui.hatenablog.com

 

 

 

 

幹の大きさがいまいちわかりづらいかもしれませんが、

人が一緒に写ると、その大きさが分かってもらえると思います。

 

f:id:su2uqui:20180916131300j:plain(根元に行くと、威圧感がすごいです。デカイ!!)

 

この大きさです。

大人7~8人がかりでようやく一周できそうな太さです。

 

 

 

② 愛し合うバオバブ/恋人のバオバブ

 

 

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造形的におしゃれで、私は一番好きでした。

2本の幹がきれいに絡み合っていて神秘的です。

どうやって成長していったんだろう?と想像するとワクワクします。

樹齢約600年、気の遠くなる年月をここで過ごしているようです。

 

 

 

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おみやげで買った手工芸品。

ビビットな色合いと、手作り感がとてもかわいらしくて買ってしまいました。

でも、よく見ると、愛し合うバオバブのねじれの向きが実際とは逆!!(苦笑)

 

 

 

③ 聖なるバオバブ

 

 

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地元の人たちの信仰の対象になっているバオバブ

このバオバブを見るときは、柵の手前で靴を脱いで裸足で歩かないといけません。

幹の周りに布が巻いてあるのも、他のバオバブでは見られなかったこと。

大切に扱われているんだということがわかります。

 

 

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幹の太さ、枝ぶりの重厚さ、瘤のたくましさなど、

聖なるバオバブと呼ばれるにふさわしい迫力です。

エネルギーがみなぎっているという感じでした。

 

 

 

④ バオバブ並木

 

 

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やっぱり、この並木道の場所が一番バオバブの巨木が密集していて

見ごたえがあります。

光の加減や、方向で色々なバオバブの表情を撮ることができます。

 

 

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⑤ 草原に生えるバオバブ

 

 

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①②③のように、特にビュースポットとして名前のついていない場所だと

こんな感じで、だった広い草原にぽつぽつとバオバブが生えています。

 

 

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こっちは、田園地帯に生えるバオバブ

牛が草を食んでいます。のどかな風景です。

 

 

 

⑥ 近代都市に生えるバオバブ!?(私見)

 

 

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バオバブ並木の写真を見れば見るほど、これを思い出してしまうのは

私だけでしょうか?

このオブジェを作ったひとは、バオバブにインスパイアされたのではないかと

思わずにはいられません。

 

 

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのスーパーツリーグローブ

 

 

シルエットがとても似ているんです。

さしずめ、こちらは、現代社会に生えるバオバブといったように

私には見えてきます。

 

 

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バオバブは、マダガスカル全土に生えているわけではない

 

 

バオバブに対する憧れ、リスペクトが強すぎて

旅行に行く前の私は、バオバブの木はマダガスカル全土に生えている

マダガスカルを象徴する木だと思っていました。(笑)

 

 

ちょうど桜の花が日本中どこでも見られるように。

 

 

でも、実はそれはだいぶ間違った理解でした。(笑)

マダガスカル全土にバオバブの木が覆い茂っているわけではありません。

 

 

バオバブの木が見られるのは、特にマダガスカルの西部に限られます。

最初の写真で紹介したバオバブは全てモロンダバという街の近くにあります。

 

 

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そして、今回は行けませんでしたが、

同じ西海岸の街で、モロンダバから南に行ったところにある

ムルンベという街にも「太っちょバオバブ」で有名なバオバブの群生地があります。

 

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enjoy-the-earth.com

 

 

これも、またフォトジェニック!!

ずんぐりむっくりしたボディが愛らしいです。

 

今度、マダガスカルに行くときは、絶対にここをツアーに組み込みます!!

 

  

 

 

バオバブは、「木」でなない?!

 

 

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バオバブ鑑賞ポイントには、必ずこんなようなお土産屋さんがあります。

愛し合うバオバブや、太っちょバオバブをミニチュアサイズにした

木彫りのオブジェが売っているんです。

 

流線型でかわいらしく、部屋に飾るのにもとてもおしゃれなアイテムになるので、

いいお土産になると思います。

 

私は単純に、ここに並んでいる木彫りのオブジェは、

バオバブの倒木などから作られているとばかり思っていました。

 

 

バオバブの木で作った、バオバブの置物」

 

 

いかにも!という感じで、とてもそそられますよね? 

 

でも、これもだいぶ間違った理解でした。(笑)(笑)

実はこのオブジェは、別の木から作られたものなのです。

 

ガイドさんによると、バオバブの木でバオバブのオブジェは作れない

ということでした。

 

 

バオバブの木は中が空洞で、幹に大量の水を蓄えているので、

木工材料としては活用できないということなのです。

 

 

その体内の仕組みは、サボテンと似ているようです。

バオバブの幹の表皮はとても硬くてごつごつしていますが、

それは暑さや乾燥から幹を守るための殻のような役目らしいです。

幹の内側は、水分が豊富に蓄えられていて、

半年間の乾季をちゃんと生き延びられるようになっているそうです。

 

年輪がないというのも、この性質を説明されると納得しやすいです。

 

大木には10トンもの水分を幹にたくわえており[1]、乾季になると葉を落とし休眠する。休眠中はその水分で生きのびる。 【wikipediaより】

 

これは、衝撃でした。

てっきり、バオバブから作られたオブジェだとばかり思っていたので・・・。

思い込みってコワイなぁと思いました。

 

 

たとえて言うなら、北海道の阿寒湖で売られているマリモでしょうか。

お土産屋さんで売っているマリモを、

阿寒湖に生息している本物のマリモだと思って買っていく観光客。

 

実は、阿寒湖のマリモは特別天然記念物で、保護されているので、

売買するなんてもってのほか。

お土産屋さんで売っている、マリモは、別の場所からとってきた

全くの別物というオチ。

 

 

まさに、これと同じ勘違いを私は発動していました。

 

 

みなさん、バオバブの木で、木彫りのオブジェは作れません。

お土産屋さんで売っているバオバブのオブジェは、

フツーの木から作られているので、ご注意を。(笑)

 

バオバブ - Wikipedia

 

バオバブの実は食べられる

 

  

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(愛し合うバオバブの横の売店で売られていた、バオバブの実 フエルトのような肌触りだった)

 

 これだけ大きな木なので、さぞやたくさんの実がなるのだろうと思いますが、

私が訪れたのは乾季だったので、落ち損ねて、枯れた実が

枝に数個ぶら下がっているのが見えるくらいでした。

 

でも、横の売店で売られているように、最盛期にはこの大きな実が

枝にぎっしりとなっているんだと思います。

 

見た目は食用には見えないのですが、

地元の人は、ジュースにして飲んだり、種を食べたりしているそうです。

 

↓さらに調べてみたら、バオバブは数多くの用途に使われてきたようで、

その歴史もとても古いものだとわかりました。

奥深いです、バオバブ

 

 

baobabjapan.com

 

 

 

 

バオバブ並木は世界遺産ではない

 

 

これは、意外過ぎる事実でした。

マダガスカルといえば、バオバブというくらいシンボル的な存在なのに・・・

バオバブに対するリスペクトが強い私としては、残念で仕方がないです。

 

バオバブの木自体にはそれほど希少価値がないのでしょうか。

マダガスカルだけでなく、他の地域にも生えているからでしょうか。

 

やっぱり、悲しいです。

 

バオバブ並木がただの国道で、入場料等が一切発生していない

ということと同じくらい驚きでした。

 

世界遺産に登録されて、この地域がさらに整備されれば、

地元の人たちにとって、よりよい循環が生まれてくるはずなので、

ぜひ私はこのバオバブ並木を世界遺産に登録してほしいです!!

 

 

ちなみに、マダガスカルの世界遺産はこの3つだけ。

① アンブヒマンガの丘の横領地

② アツィナナナの雨林

③ ツィンギ・デ・ベラマ厳正自然保護区

 

 

???

いまいちパッとしませんね・・・。

ネームバリューとしては、絶対バオバブキツネザルっていう感じがしますけど・・・。

 

 

whc.unesco.org

 

 

 

 

 

一番大きなバオバブの幹は、大人30人分の太さらしい

 

 

 

 

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sogonishimura.blog19.fc2.com

 

 

 

これも、今回は実際に訪れることができなかったバオバブです。

ガイドさんの話からしか想像することしかできませんが、

探してみると、感動的な写真がたくさん見つかりました。

 

 

↑この写真が、圧倒的にインパクトがありました。

幹回りの太さが30メートルもあるらしいです。

 

私が見てきたたバオバブとはまるでスケールが違います。

マダガスカルではこんなバオバブも見られるなんて、すごすぎます!!

見たい景色がまだまだ永遠に続きそうです。

 

あー、この大迫力のバオバブを自分の目で確かめたい・・・

このブログのような旅行をしている人たちにが本当に羨ましいです。

 

私もまたいつかマダガスカルに行って、

このブログのような素敵な写真をたくさん撮ってきたいです。

 

 

 

 

以上、バオバブいろいろでした。

長々とつきあってくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

マダガスカル一人歩き#5バオバブ並木

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(バオバブの間に太陽が沈んでいく) 

 

 

そもそも、今回「マダガスカルに行く!!」と決めた最大の目的は

 

 

 

バオバブの木が見たい!!」

 

 

 

純粋に、この動機のみ。

#3、#4で、付録のように別の目的地を紹介していますが、

本当の目的は、このバオバブ並木でした。

 

 

 

 

でも、出発前にそのことを友人に話したら、

↓このニュースを教えられ、とても衝撃を受けました。

 

www.bbc.com

 

マダガスカルバオバブの木も倒れていたらどうしよう・・・と

はるばるマダガスカルまで行って、バオバブの倒木を見て帰ってくるなんて

悲しすぎる・・・と。

 

 

 

でも、心配は無用でした。

 

 

ちゃんと、バオバブ並木、ありました。

期待通りの眺めを見せてくれました。

 

 

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 (バオバブ並木に行く途中にある、「双子のバオバブ」と自転車タクシー)

 

 

 

自分の撮影技術では、このバオバブの美しさを十分に映しきれないのがもどかしい。

それでもやっぱり、自分の目で見て感じる風景は、何物にも代えがたいなぁと思います。

 

 

絶景ビューのおすすめ時間は、

サンセットとサンライズ

真っ赤な太陽が、バオバブの間に沈んでいく様子は本当に美しかったです!!

空の色が、刻々と変わっていって、

綺麗なグラデーションを映し出します。

 

 

夕日がまぶしくて、目が疲れてくるんだけれど、

この空の色の変化に目を奪われて、片時も目が離せない時間が続きます。

 

 

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(オレンジ、薄紫、グレー、日没直前の空はとても神秘的です) 

 

 

何枚写真に撮っても飽きない、そんな絶景です。

 

 

自前のドローンを飛ばして空撮している旅行客もいました。

・・・羨ましい。私もやってみたかった。

 

 

 

ただ今回、残念だったのは、

サンライズバオバブが天候不良で、いまいちだったこと。

ガイドさん曰く、10年以上ガイドをしていて、こんな天気は初めてだとか。

 

 

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(朝の6時ごろ、霧に覆われたバオバブ並木)

 

 

霧が深く立ち込めて、太陽が白く陰ってしまいました。

本当なら、このサンライズバオバブでも

真っ赤に燃える太陽が地平線から登ってきて

バオバブを美しく照らす画が撮れたはずなのですが・・・

 

2日間挑戦してみたけど、両方とも霧に阻まれてしまいました。

んー、心残りです。

 

 

 

試しにググった画像をつけてみます・・・

 

 

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あー、やっぱりこれもみたかった!!

 

 

自然現象の前には、人間は全くもって無力です・・・。

 

 

ま、朝靄の中のバオバブというレアケースを見られたということで

これはこれで、良しとしなければいけませんね。

 

 

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 (日の出の様子、ぼんやりとした光線でいまいち気迫が感じられません・・・)

 

 

 

このバオバブ並木は、「並木」と名前がつくように

道の両側にイイ感じにバオバブの大木が並んでいます。

それが、フォトジェニックで、世界中の旅人を惹きつけているのだと思うのですが、

 

 

この道はれっきとした「国道」なんです。

だから当然、観光客の車だけではなくて、

輸送用の大型トラックや地元民のバイク、自転車も普通に走っています。

 

 

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(奥:輸送用の大型トラック 手前:地元の人たち)

 

 

 

だから、この並木道の途中で車が停車することはできません。

夕暮れ時に停車しようものなら、見学に来ている観光客からブーイングが

浴びせられます。

観光客は手前の駐車場で降りて、この周辺を散策しながら写真撮影をします。

 

 

当然、国道の両側にある「バオバブ並木」なので、

とくに入場料等もありません。

駐車場代でおそらくいくらかの料金は発生していると思うのですが、

基本的にこのバオバブ並木を見ることは「無料」ということになります。

 

 

 

旅行客にとって、これはこれで、とてもお得でありがたいことなんだけれど、

この観光資源を持っている地元の人たちがもう少しその恩恵にあずかることが

できないのだろうか、と考えてしまいました。

 

 

 

というのも、このバオバブ並木の周辺の村人たちの暮らしは

まるで潤っているようには見えなかったからです。

かやぶき屋根に土壁の家に住んでいて、

子供たちは、キャンディーを求めて観光客に群がってきます。

学校にもきちんと通えず、身に着けている服や靴も本当に粗末なものです。

 

 

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 (キャンディーをあげたので、元気いっぱいに写真撮影に応じてくれた子供たち)

 

 

 

世界中から観光客が訪れ、

このバオバブ並木の景色に魅了されて幸せな気持ちで満たされているのに、

その観光資源を持っている地元の人たちには

何のメリットも生じてないように見えることが

私はとてもショックでした。

 

 

これは、マダガスカルのみに限ったことではないのかもしれませんが、

自分一人の力では如何ともしがたい、世界の不均衡を思わずにはいられませんでした。

 

 

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 (サンセットを撮影する観光客、ピーク時は、この広場がもっと人で埋め尽くされるらしい)

 

 

せめて、乾季の観光シーズン、観光客からいくらばかりの入場料などをとって、

周辺に住む農民たちが少しでも人間らしい暮らしができるように

還元できたらいいのに、と単純に思ってしまいました。

 

 

 

私が、サンライズバオバブに訪れていた時、

ちょうど、バオバブ並木の木の根元に、夜間ライトアップ用の配線が

完成していました。

日没後の暗闇をライトアップで照らして

また違う景観を楽しんでもらうためでしょう。

ガイドさんは、「自然の光が一番きれいだ」と

あまり、ライトアップのバオバブには興味がなさそうでしたが・・・(笑)

 

 

ガイドさんによると、このバオバブ並木の周辺も

つい半年前までは、キャンプをして夜間もここで過ごすことができたそうですが、

最近では、治安の悪化から絶対にできないということでした。

日没と同時にみんな、それぞれのホテルに引き上げていくそうです。

 

 

「星空とバオバブ

確かに、テントを張って、夜空を見上げながら

このバオバブ並木を見るのもとてもロマンチックだっただろうなぁと思うと、

ここ数か月の治安の悪化がとても深刻なものに思われて、悲しくなりました。

 

 

その景色が見れなかったことではなく、

この先、さらに治安の悪化が進んだら、

この辺りに住む村人たちは、どうなってしまうんだろうという、悲しさです。

 

 

 

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バオバブ並木、本当にきれいでした。

 

だから、この先もずっとこの眺めを見せてほしい。

 

倒れたりしないでほしい。

 

そして、世界中の人を魅了し続けてほしい。

 

そして、このバオバブの木のことを地元の人たちが誇りに思って

 

大事に守りながら、管理していって

 

地元の人たちも、幸せになってほしい。

 

そんなことを考えていました。

 

 

 

マダガスカル一人歩き#4カメレオンパーク

 

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(鮮やかな黄緑色がステキ!! パーソンカメレオン)

 

 

ココ、地味に興奮しました。

これまでの人生においては、爬虫類なんかに全く興味もなく生きてきましたが

今回の旅行でカメレオンパークに立ち寄って、

思いもかけず自分が興奮していることに気づきました。

 

 

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 (同じくパーソンカメレオン 木の材質感が見事!!「ワタシ枝ですけど何か?」って言っているみたい)

 

 

「日本に帰ったら、カメレオン飼う!!」

とにわかに決意を固めています。(笑)

それくらい、惚れ惚れする美しさでした。

 

 

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(この絶妙の配色!!美しすぎます!!だれが教えてくれるんだろう?!(笑) これはパンサーカメレオンです) 

 

 

その模様の繊細さといい、緻密さといい、「すごい!!」の一言につきました。

予想以上に美しくて、芸術的だったことに感動しました。

きっと、爬虫類が好きな人が行ったら、

いつまでも遊んでいられるほど、楽しいと思います。

よだれものです。

 

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(同じくパンサーカメレオン こちらは右側の木肌の模様を忠実に再現しています。すごい!!)

 

 

私は、このゴムゴムした肌触りがたまらなく好きでした!!

そして、二股に分かれた足、木の枝をつかむために進化した形だと思うけど、

この形もかわいらしくて惚れました。

 

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(二股に分かれた足で木をしっかり掴んでいます。きれいにカールした尻尾もステキ!!)

 

この美しさに加えて、鳴いたり飛びまわったりしないおとなしさ、

木の上でジーっとしているおだやかさ、

 

 

癒されます!!

 

 

 

虫を捕獲するときは、ちょっとエグいですが、

その高速キャッチがまたギャップ萌え。(笑)

 

それまでただボーっとしてただけのように見えた彼が

一瞬で口の中にバッタを入れてもぐもぐやっている様子は

もはや、カッコイイと思えてくる。(笑)

 

 

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(バッタを口に入れたところ、体を膨らませて、もぐもぐする様子は怪獣チックで痺れます!!) 

 

 

そんなかわいいカメレオンたちがゲージの中にたんまりと飼われています。

当然カメレオンなので、擬態をしているから、意外とその多さには気づきませんが、

ゲージの中をじっくり歩くと、そこらじゅうの枝にカメレオンがいるのが分かります。

 

どれもみんな模様が違うので、お気に入りのカメレオンを探すのも楽しいかも。

 

 

 

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 (私のお気に入りは断然この子。手のひらサイズがかわいい!!ラテラリスカメレオン、連れて帰りたかった!!)

 

 

今思うと、もっと写真に撮ってこればよかったと、つくづく後悔しています。

 

 

 

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 (これもカメレオン、ヒメカメレオンの一種だと思います。)

 

 

 

 

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(雄雌つがいです。鼻の突起が特徴的。名前・・・不明(苦笑))

 

 

 

 

 

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(エリマキトカゲならぬエリマキカメレオン)

 

 

 

 

このカメレオンパークには、カメレオンだけではなくて、

他にも珍しい固有種を見せてもらえます。 

これも、珍獣好きにはたまらないと思います。

 

 

 

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(トマトガエル、名前の通り真ん丸で体が赤茶色、ずんぐりむっくりな所好きです)

 

 

 

 

 

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(正に、百足(ムカデ)!! さすがにこのサイズには叫び声が出た(笑)) 

 

 

 

 

 

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(フルーツバット 夜行性なので昼間は寝ています ガイドさんが無理やり起こすので、ちょっと迷惑そうに顔を隠しているところが可愛い。6頭いるのが分かりますか?)

 

 

 

 

 

 

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(カメレオンと見せかけて、トカゲです。見分け方は足。枯葉そっくりの尻尾が面白い!!)

 

 

 

 

 

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(これもトカゲ、丸い指先がキュート。この子も枯れ枝をしっかり擬態しています。)

 

 

 

 

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(これもトカゲ、スキニーな質感が面白い!!)

 

 

 

 

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(世界最大のアフリカの蛾、マダガスカル・ムーン・モス 孵化した直後の貴重な瞬間に居合わせた!!)

 

 

 

 

 

いかがでしたか?面白動物コレクション!!

 

 

ここは、地元の人たちも訪れる人気公園らしいですが、

私が行ったときは、1組のお客さんがいただけで、とても静かでした。

だから、別々のゲージで飼われているカメレオンを一つ一つ触らせてもらいました。

 一人なので、独占です!!

贅沢です!!

 

 

 

限られた園内で、これだけ豊富なマダガスカルの固有種と触れ合えるのは

とても貴重だと思います。

 

 

 

 

お勧めです!!

ぜひ!!

マダガスカル一人歩き#3パルマリウムリザーブ

 

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(ホテルの入り口)

 

 

おそらく、今回の旅行で一番満足度が高い場所だったと思います。

これはもう、伊藤博文さんに大感謝です!!

 

 

 

そもそも、パルマリウムリザーブとは?

このパルマリウムリザーブとは、

東京ディズニーランドとほぼ同じ広さのプライベートリゾートです。

宿泊用ロッジが約20棟、その周りをキツネザルたちが生息している森が囲んでいます。

というよりも、

キツネザルたちがいる森の中に、ロッジをつくったっていう方が近いです。

小さいですが、白い砂浜のビーチもあります。

 

つまり、ここはホテルの従業員と、旅行客しかいない孤島のような場所です。

俗世から隔絶されて、キツネザルたちの楽園に迷い込むようなイメージです。

 

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(左側に日中観察できるキツネザルの種類、右側に夜間観察できるキツネザルの種類が書かれています。 )

 

日中は、園内にいるキツネザルたちが餌にありつこうと

ロッジの周りをフラフラと散歩しに来たりします。

ホテルスタッフ達が餌付けをしているので、

キツネザルたちは人間を怖がりません。

でも、決して攻撃をしたりもしません。

ほどよい距離感で触れ合うことができます。

 

 

でも、意外にも「地球の歩き方」でこのパルマリウムリザーブを探してみると・・・ 

そこまで大きく紹介されていないんです。 

ようやく見つけたのが、p.172下のコラム欄

そこに、控えめな掲載でこのパルマリウムリザーブが紹介されています。

こんなに魅力的な場所なのに、どうして?と思わずにはいられませんでした。

 

 

おそらくこれは、パルマリウムの立地が原因だと思います。

このパルマリウムリザーブを訪れるためには、

首都のアンタナナリボからだと、最低1泊2日は必要です。

 

[http://]

  

 

私の場合、初日にアンタナナリボから車で3時間、

アンダシベというところまで行き、そこで1泊、

翌日、観光を含めて陸路+水路、8時間かけてようやくたどり着きました。

まさに秘境というのにふさわしい立地です。

 

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 (ボートで約1時間、この風景の運河を走ります。)

 

この立地がゆえに、普通、日本人観光客はここをツアーに組み込まないのだとか。

ヨーロッパ人を中心に何週間もかけて休暇を楽しめる部類の人たちが

のんびりと、この地を訪れるのが常らしいです。

今回私の場合は、2週間という、若干余裕のある滞在日数があったので、

伊藤さんもここを推してくれたのだと思います。

 

 

実際、私が滞在していた間、日本人観光客はゼロ。

アジア圏に広げてみても、シンガポールからのカップルが1組のみでした。

後は、ヨーロッパ系の観光客ばかりでした。

 

 

パルマリウムの魅力~その①~

様々な種類のキツネザルと触れ合うことができる。

餌付けをしたり、写真を撮ったり、話しかけたり(笑)

 

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(この桟橋が島への入り口。海ではなく人口湖です。) 

  

朝食の時間帯には、キツネザルたちが人間の残したフルーツをくすねてやろうと

あちこちから「跳んで」きます。

そうなんです、カフェテラスにいながら、

キツネザルたちの華麗なジャンプを見ることができます。

 

けれども、感動して、気を抜くと、彼らの思うツボです。

したたかなキツネザルたちは、人間が食べているフルーツが欲しいのです。

「写真、写真!!」と夢中になっていると、あっけなく彼らの餌食になってしまいます。

私はこれで、まんまと、パイナップルの皮をもっていかれました。(笑)

 

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 (カフェテラスの柱にしがみつき、私のテーブルまで軽々ジャンプ!目線はパイナップルにしっかりと固定されています。)

 

 

そして、朝食が終わると、今度は園内の散策ツアーがあります。

ホテルのスタッフに引率してもらって、キツネザルを探しに行きます。

といっても、キツネザルたちは、スタッフをちゃんと認識しているので、

私たちが散策ツアーを始めると、どこからともなく集まってきます。

スタッフは腰からバナナ袋を提げていて、

キツネザルたちはそれをもらおうと必死なのです。

 

 

うまく言語化できないのが残念ですが、

スタッフはキツネザルを呼ぶときに、独特の声を発していました。

鳴き声の真似をしているようでもあり、

別のシグナル音のようでもあり、とても不思議だったのですが、

キツネザルたちにはちゃんと伝わっていて、

それを聞いたキツネザルたちが少しずつ集まってくるのです。

まるで、会話をしているみたいで、感動しました。

 

午前中、2時間の散策ですが、私の場合、5種類のキツネザル、カメレオン一匹、

リクガメ、数種類の鳥を見ることができました。

 

ホテルのスタッフが必ず同行してくれるので、

キツネザルに遭遇できないということもありません。

シャッターチャンスもつくってくれるし、

バナナを分けてくれて、私に餌をやらせてくれもしました。

森の中を歩きながら、「あ、いた!」と

宝探しのようにキツネザルたちを発見できる感動が、

童心にかえるようで夢中になれました。

 

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 (ホテルのスタッフとクロキツネザル。姿勢がシンクロしてる(笑))

 

 

日本語のガイドに聞いて、もう一つ驚いたのは、

スタッフたちは、キツネザルたちの顔を見ると、

どの群れの誰だかちゃんと把握できるということです。

研究用の動物ではないので、名前はついていないそうなのですが。

なんかカッコイイ!!と思ってしまいました。(笑)

 

 

夕方には、ボートで別の敷地に移動して、

夜行性のアイアイを見学しに行くことができます。

人口の明かりが何もない湖をホテル専用のボートで移動し、

アイアイ観察ポイントまで案内してもらいます。

 

 

これもホテルのスタッフがしっかりとエスコートしてくれるので、

はずれることはありません。

アイアイの大好きなヤシの実を木にセットしておき、

私たちは、息を潜めてアイアイがやってくるのを待ちます。

ここでも、やっぱり、キツネザルは人間になれているのか、

ほどなくして、暗闇からアイアイが姿を現します。

 

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スタッフが持っているライトでアイアイの周辺を照らしてくれるので、

写真撮影も全く問題ありません。

アイアイもその明かりで逃げ出すこともなく、

夢中でヤシの実を食べている姿をほんの2~3メートルほどの距離で

見ることができます。

時間を忘れて魅入ってしまいます。

 

 

そして、空には南半球の満天の星空。

その光の粒の多さに、感動と同時に背筋がぞくぞくする怖さを感じました。

とにかく、圧倒されます。すごいです。

 

朝と夜、こんな感じでキツネザルざんまいで過ごすことができます。

 

 

パルマリウムの魅力~その②~

 アットホームなおもてなし

スタッフや地元の人たちとの優しい距離感

 

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(キツネザル散策ツアーの時間帯、カフェテラス前に集合です)

 

 

ホテルのスタッフはみんな、敷地に隣接する村で実際に生活しています。

社宅とか社員寮とかそういうイメージではなく、本当に『村』『集落』です。

 

地方からこのリゾートで働くために家族でやってきて、定住している、

そういう場所があります。

 

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 (集落の中の家)

 

実際、キツネザルの散策以外にも、この集落を訪ねるツアーもあります。

地元の人たちのリアルな生活の様子をスタッフと一緒に訪ねることができます。

 

 

なので、滞在中、常に同じ顔触れのスタッフが私をお世話してくれます。

3食の食事のお世話から、日中の散策ツアー、その他諸々の対応を

同じメンバーがしてくれます。

私の場合は、ローランドさん、上の写真に映っている彼でした。

 

普通のホテルよりも、スタッフとの交流が多いので、

当然、複数日滞在していると、だんだん親近感がわいてきます。

私は、日本語ガイドを通じてしかコミュニケーションがとれなかったので

とても残念な思いですが、もし、言葉が不自由なければ、

もっと地元の人たちと仲良くなって、より滞在が楽しめたと思います。

 

 

ホテルのスタッフだけではなくて、

敷地内では、新しいロッジや施設を作っている作業員の人たちも大勢います。

ここ数年の人気を受けて、宿泊棟を増設しているようでした。

これも、みんな村人たちなのです。

とてもユニークだと思いました。

仕事が終わると、みんな歩いて村に帰っていくのです。

通勤、徒歩15分といったところでしょうか・・・。

 

f:id:su2uqui:20180828141326j:plain (通勤路)

 

だから、みんなとても気さくで、アットホームな印象を受けました。

散策中に私たちとすれ違うと、みんな必ず

「サラーム」(※マダガスカル語でこんにちは)

と声をかけていってくれました。

 

 

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(右がローランドさん、左は別棟のメンテナンススタッフ、彼は往復8キロの距離を徒歩で毎日通勤しています。)

 

サービス精神旺盛というよりも、素朴で温かいところが

私はちょうどいいなぁと思いました。

 

パルマリウムの魅力~その③~

選択肢のない心地よさ、くつろぎ

穏やかな時間を取り戻すことができる

 

f:id:su2uqui:20180829114811j:plain (ロッジから見える日の出)

 

最初にも書いた通り、ここはホテルの従業員と旅行客しかいない孤島です。

この島でできることは、

 

園内の散策(キツネザル、固有生物、固有植物、集落)

ビーチで遊ぶ(やろうと思えば・・・)

 

これだけです。

「リゾート」だから、

 

プールがあって、

スパがあって、

ラウンジがあって、

バーがあって

 

ちょっとしたセレブ感を味わえる場所なんでしょ?

とイメージするかもしれませんが、残念ながらそうじゃないです。

ちなみに、ロッジの設備も

 

テレビ→なし

電気→自家発電(※10:00~17:00は使えない、ドライヤーも使えない)

Wi-Fi→なし

ミニバーや呈茶セット→なし

アメニティー→石鹸、トイレットペーパー、タオル大小のみ

エアコン、扇風機→なし

当然、売店、お土産屋さんもないです。

 

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(ロッジ内の様子、ゆったりとした広さで、小綺麗で居心地よいです。)

   

というような感じで、キャンプ場の山小屋といった方が近いかもしれません。

だから、やれることが限られているんです。

 

というよりも、いかに最近の旅行は、あれもこれもと欲張って、忙しく

詰め込んで時間を消費しているのか、ということに気づきました。

 

ここでは、やることが限られていて、選択肢がない。

でも逆に、その選択肢のなさが、気楽でいい。

そんな気持ちになりました。

 

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(朝日が差し込むロッジのテラス) 

 

朝、のんびりと起きて、やんちゃなキツネザルを見ながら朝食を食べる。

午前中、ローカルガイドと園内を散策して、キツネザルと戯れる。

昼食をのんびり食べてからお昼寝。

午後の散策では、地元の集落を訪れる。

夕食までの時間は、ロッジのテラスで読書。

散歩しに来たキツネザルに話しかける。(笑)

写真スポットを探しに一人で敷地をふらふらするのもいい気分転換。

夜行性のアイアイを見に行ったり、星空観察をしたりしてロッジに戻る。

 

以上

これ以外にやることがないんです。

 

とてもゆっくりと時間が流れていくようで、心地よかったです。

ネットやテレビを手放すだけで、手元の時間がこんなにも増えるんだと驚きました。

 大好きな本があったら、もういうことなしです。

とても贅沢な気持ちになりました。

 

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(食事は抜群です!!3日間、毎日メニューが変わり、十分楽しめました。昼と夜は必ず前菜+メイン+デザートの3コースです。※ビールはマダガスカル産のThree Horse Beer)

 

 

まとめ ~こんな人にお勧め~

というわけで、パルマリウムリザーブの紹介でした。

思い出すにつれて、また旅行中の幸福感が蘇ってきてしまい、

予想外の長文になってしまいました。

 

私がパルマリウムリザーブをお勧めするのはこんな人です。

 

1) マダガスカル旅行全体の日程に比較的余裕がある、またはリピーター

2) キツネザルが好き、色々な種類のキツネザルを見たい

3) ちょっとの不便をがまんできる(電気、Wi-Fi、お湯など)

4) 「無」の時間が苦痛じゃない

5) ハエ、アリ、アブあまり気にしない 

 

 

一人旅でなく、当然、家族旅行、カップル旅行なら

全く別の楽しみに方ができると思います。

キツネザルとたくさん戯れて、たくさん写真を撮って、

きっと忘れられない時間になると思います。

 

 

マダガスカル旅行を考え中の方はぜひ一度検討してみては?

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

マダガスカル一人歩き#2代理店

地球の歩き方マダガスカルで見つけた代理店、

マダガスカルツアーサービスを選びました

 

E12 地球の歩き方 マダガスカル モーリシャス セイシェル 2017~2018
 

 

www.facebook.com

 

ホームページを見て、企画ツアーの豊富さや、マダガスカルの詳しい情報などが

ぎっしりと書き込まれていたのがよかったです

画像もたくさんアップされていて、それらを見ているだけで、ワクワクしました

 

『お問合せ・ご予約』フォームに必要事項を入力して送るとすぐに返信がきました

私の場合、チケットを先にとってあったので、

その期間内(2週間の滞在)で、ツアーを組んでほしいという、

非常に大まかなリクエストでお願いしました

 

 

数日後送られてきた行程では、

マダガスカル初心者が、マダガスカルを十分満喫できるような

王道のコースが組み込まれていました

(バオバブ並木〔朝昼晩〕、ツィンギー、キツネザル、ナイトサファリなど)

 

 

見積もホテルのグレードを3段階に分けて提示してもらえ、比較検討ができました

ツアーの行程を自分なりにイメージし、吟味しながら、

細かな変更や追加をしてもらいました

 

私が変更したポイントは、1日あたりの行程をあまり詰め込みすぎないこと

一つ一つの観光をじっくり消化できるゆとりがほしいと思ったからです

これは、現地で2週間滞在できるという、時間的な余裕が大きかったです

 

また、移動は全て陸路、専用車を使ってだったので、

都市間によっては、移動で9~10時間というものもありました

長時間の移動に、タイトな日程を組み合わせると、

疲れを取るのに手一杯になり、楽しむどころではなくなってしまうのでは

と心配にもなりました

 

同様の理由で、ホテルのグレードについても、

バックパッカー的なワイルドさを求めず、

快適に2週間の旅行が楽しめるようにという観点で

提案してもらった中の、一番よいホテルにしました

確かに、お値段は張りましたが・・・ 

1都市に複数日滞在できる行程なので、

ホテルステイも楽しみたいなぁと、欲がでました

 

これまでも、すてきなホテルに泊まらせてもらったのに、

本当に寝るだけの時間しかそのホテルに滞在できずに、

とてももったいない気持ちになったことがあったので

それだけは避けたいなぁと思いました

 

 

若干の手直しが完了したツアー内容で

再度見積をしてもらい、ツアー代金振り込みとなりました

 

 

ツアー代金の振り込みが完了すると、

PDFファイルで現地の情報などが送られてきました

(便利な持ち物情報、衛生管理情報、各都市の天候情報、ホテル情報、各都市詳細地図、バオバブ情報、キツネザル情報)

地球の歩き方にも地図や情報はあるのですが、

私のツアーの情報にポイントを絞って資料を送ってもらえたのがよかったです

特に、滞在先のホテル周辺などの細かい地図はガイドブックには載っていないので

それらを自分の手元で確認できたことは嬉しかったです

 

 ホテルの施設内容も一覧表で添付してもらえました

Wi-Fi環境やホットシャワーの有無など

私にとっては当たり前だと思っていたホテル設備でも、

未整備の所もあるんだということを、その資料で認識しました

改めて、グレードの高いホテルにしておいてよかったと思いました

 

 

 

これらのやりとりは全てメールで完結

代金の振り込みも、インターネットバンキングで完了

日本にいなくても、こんなにスムーズに旅行の計画が立てられるのかと

改めて、インターネットの便利さを実感しました

 

グループ旅行が苦手で、一人旅が大好きな私にとっては

これだけフレキシブルに、プライベートツアーを企画してもらえる代理店は貴重です

 

ちなみに、私の担当者の方のお名前が

 

伊藤博文さん

 

本名ですか?と尋ねずにはいられない(笑)

ものすごいインパクトのあるお名前ですよね!!

名前だけで、すごい宣伝効果をもっているステキなお名前です

 

 

 

マダガスカル一人歩き#1エアチケット

今回初めて利用しました

エチオピア航空

使ったアプリは、信頼のエクスペディアです

 

www.googleadservices.com

 

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www.ethiopianairlines.com

 

機体の色遣いが、アフリカっぽくて素敵です

ところで、エチオピアってどこにあるんだろう・・・?

 

 

[http://]

 

アフリカ大陸はやはり、知識が薄いです

赤道に近い、北半球の国でした

右にずーっと移動していくと、タイ、フィリピンのあたりを通過します

 

 

◇◇往き◇◇

①香港(HKG)→アディスアベバ(ADD)

   ⊛ボーイング787-8  (飛行時間10hrs15mins)

[http://]

 

 

 

アディスアベバ(ADD)→アンタナナリボ(TNR)

   ⊛ボーイング737-800 (飛行時間4hrs50mins) 

[http://]

◆◆帰り◆◆

アンタナナリボ(TNR)→アディスアベバ(ADD)

  ⊛ボーイング737-800 (飛行時間4hrs50mins)

 

アディスアベバ(ADD)→香港(HKG)

 ⊛ボーイング787-8  (飛行時間11hrs)

 

 

このチケットが気に入った理由は、

トランジットが1回だけだったということ

そして、そのトランジットも3時間半

ちょうどいい時間だと思いました

 

そして、お値段

Fare        58,300 JPY

Taxes      30,900 JPY

Total        89,200 JPY

 

予約をしたのは、出発日から約4か月前

10万円を切ったので、かなりお得だと思いました