ほていさんの覚書

自分なりの視点で世界を切り取りたい

マダガスカル一人歩き#9治安のこと

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 お金で安全を買う

 

前回も書いた通り、今回私は、専属のドライバーとガイドと一緒に

2週間全行程を回る方法でマダガスカルを楽しみました。

 

一人でその二人分の賃金を支払うので、

ツアー代金は、正直かなり割高になりましたが・・・

その分、安心して旅を楽しむことができました。

 

そんなツアーの最中、一番怖いなと感じたのは、

バオバブ並木のあるモロンダバという街から

ツィンギーがあるベコパカという街に行くときでした。

 

バオバブからツィンギーという、

いってみればマダガスカルの2大観光地を結ぶルートなだけに

観光客にとっては大事なホットラインだと思うのですが、

残念なことに最近、治安の悪化が顕著になってきているということでした。

 

①ツーリストキャラバン隊で移動

 

以前は、それぞれの旅行者が自由にこの区間を移動できたらしいですが、

先日、貧困に苦しむ地元住民たちが暴徒化し、

そういった車両を襲撃するという事件が起きたとのこと。

この襲撃によって、マダガスカル人が5人殺害されたといいます。

 

この事件の影響で、ツーリストは決められた時間に所定の場所に集まり、

先頭車両と最後尾車両に警察官を乗せ、まとまって移動するという

防衛手段をとって目的地に向かうことになったそうです。

 

私の車は、3人しか同乗者がいないので

往きも帰りもいかついライフル銃?をもった警察官が相乗りしてきました(笑)

それはそれでとても安心感があり、助かったとは思います。

 

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(日産、トヨタ、三菱などの日本車が大活躍していました!!) 
 

 

私たちがベコパカへ移動した日も、四駆の車が30台以上はあったでしょうか、

とにかく、未舗装の道を砂ぼこりを巻き上げながら疾走していきます。

 

全走行距離、約200キロ

朝8時にホテルを出発し、ベコパカのホテル到着が夕方6時頃だったと思うので、

丸1日がかりの移動になります。とにかく永遠と走ります。

 

当然、トイレ休憩みたいなものも、中間地点のような場所で一斉に行います。

車から降りた人たちが、方々の草むらに向かって歩いていく様子は

なかなか面白かったです。(笑)

 

 

 ②チケットブースが襲撃される

 

この事件も、私が訪れる少し前に起こった出来事らしいです。

道中、川を上って中継地点に行く区間があります。

 

大きな川で、雨季と乾季の水位差が大きいのか、

そもそもそれだけの巨大建造物を建設する経済的な力がないのか、

 

「橋」がない

 

向こう岸に渡ろうと思えば、大きな筏で車を渡すしか方法がない

という、きわめて単純で、原始的な方法にぶち当たります。

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(橋渡しに使う筏もかなり原始的。手作り感満載です。)


 

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(1回の運搬で、3、4台を乗せるのがやっと。地道な往復作業が続きます。) 

 

 

そんな橋渡し場所が2か所あったのですが、

ガイドさんによると、以前まではこの橋渡し場所に

簡易チケットブースのようなものがあって、

ツーリストは、ここで料金を支払い車を筏に乗せる手続きをしていたそうです。

 

それが、やはり、地元民たちの標的になり、

現金を狙ってそのチケットブースが襲撃されたといいます。

 

なので、各社は対策を考え、今ではモロンダバのツアーデスクで事前に集金をし

そのチケットを提示するやり方でこの危うい状況を回避しているそうです。

 

 

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③リバークルーズ中のヨーロッパ人グループが襲撃される

 

これは、私がベコパカからモロンダバへ戻ってきたまさにその日に起こった事件です。

 

リバークルーズというのは、

さっき書いた、車を筏で対岸に渡す、その川で行われていることです。

 

 

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 (こちらは地元民の足、水上バスのようなもの。)

 

 

大部分のツアー客は、陸路+水路の行程でベコパカまで移動をしますが、

中にはこの移動を、リバークルーズで行うグループもあるようです。

 

総所要時間はおそらく、リバークルーズの方が長いのですが、

移動中の快適さが断然水上のほうが快適ではないかと想像します。

 

というのも、陸路は未舗装で、ものすごく粗く、

車内の取っ手を掴んでいても、体がかなりの勢いで振られ、

天井や窓に頭をぶつけることもしょっちゅう

頭が持っていかれそうになります。

 

そんなロデオのような陸路のドライブが、6時間以上も続きます。

私は、飛行機の機内で使うネックピローを装着して

首への衝撃をできるだけ回避しようともがいていました。(笑)

 

それに比べて、リバークルーズの方は、静かで快適。

激しい揺れとは無縁の快適移動ということになるでしょうか。

 

 

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(乾季でこの川幅と水量、時速30㌔程度でのんびりと川を上っていきます。)


 

頭をそこらじゅうでぶつけるたびにイライラとストレスがたまることを思うと

川の上での穏やかな時間は、正直魅力的な選択肢に映ると思います。

 

だけど、この移動法が、強盗たちのかっこうの餌食になってしまうわけです。

川の上で孤立した、無防備な外国人グループ、その車には彼らが持ち込んでいる

大量の金品が積み込まれている。

 

その餌食となったのが、ベコパカに移動中のヨーロッパ人のグループだったらしい。

当然、この船にも護衛の警察が同乗しているわけですが・・・

複数名の強盗の前にはあまりにも無力なのでしょう。

 

岸から襲撃され、船上で乱闘になり、怪我人もでたとか。

幸い、殺害された人はいなかったそうですが・・・。

 

その後、ヨーロッパ人たちは、独自で救助のヘリコプターを呼び

その現場からなんとか避難したそうです。

 

こんなことが起きてしまったら、

せっかくの旅行が本当に台無しになってしまいます。

被害にあわれた観光客には心から同情します。

 

ただ、私のガイドさんも言っていましたが、

このリバークルーズでの移動はとても危険なので、お勧めできないとのことです。

 

さすがに、地球の歩き方にもそんな選択肢があることすら掲載していませんでした。

 

  

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(船の運航をしている地元の人)

 

④ホテルのフロントが標的になる

 

 

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(ホテルのレストランにて)

 

 

ベコパカで泊まったホテルの話。

そのホテルは、五つ星ランクのホテルで敷地も広く、

レストランやスパなどのサービスもそれなりのクオリティをもっていました。

 

このホテルでも、先日レセプションが襲われて、現金が盗まれたとのこと。

そのため、ホテルが独自でガードマンを雇い、

そうした強盗から身を守る対策をとっているということでした。

 

敷地が広く、各ロッジが離れて建てられているので、

ロッジを離れる時も貴重品などを部屋に置いていかないようにともいわれました。

強盗が侵入していたとしても、監視の目が行き届かないからです。

 

私も滞在中、私服を着て、ライフル銃を肩から下げた

ガードマンらしき人の姿を目にしました。

 

自分の身は自分で守る

このことを身に染みて感じた瞬間でした。

 

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(ロッジから見えた夕日)
 

 

⑤四駆の車が横転

 

 

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(これはまだ平らな道の方)

 

 

治安とは関係ないことだとは思いますが、

これも、私が移動していたその日に起こった出来事です。

 

キャラバン隊でモロンダバに戻ってくる最中、

最後尾を走っていた四駆の車が横転し、乗っていた人たちが負傷したとのこと。

 

車が使えなくなってしまったので、

他のツアー客の車に分乗させてもらって、モロンダバまで帰ってきたらしいです。

 

ガイドさんによると、これらの車の中には、

古くて、整備もきちんと行われていないものが多く

故障や事故のリスクも覚悟しておかないといけないということでした。

 

また、ドライバーも、悪路の長距離ドライブに耐えられるような

熟練した人ばかりではなく、

未熟なドライバーがその移動を担当することもあるため

このような事故が起きるのだといっていました。

 

観光客用の車やドライバーだからといって

気軽に信頼してしまうことが、自分の身に危険を及ぼしかねない

といことがわかりました。

 

 

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ちょうど私たちが、モロンダバからアンチラベに移動している時にも

ガイドさんの携帯に、同業の仲間からヘルプの電話がかかってきました。

 

車が途中で故障してしまったから、そっちの車に便乗できないか

という依頼だったらしいです。

 

あいにく、私たちは既に目的地のアンチラベに到着していたので

その友人のヘルプには向かえなかったのですが、

そのグループがどんな結末を迎えたのかは

定かではありません・・・。

 

マダガスカルの各州は、州境にそれぞれ検問所を設けていて、

夜間にはそのゲートを閉めてしまうところもあるそうです。

 

もし、ゲートが閉まる前に到着できなければ、

当然、その州内に入ることはできません。

その場合、車内や別の場所で一夜を過ごさなければならなくなる

という、想像するだに恐ろしい事態になるようでした。

 

 

 

 

私と彼らの間にある果てしない距離

 

 

わずか3泊4日の滞在中に、これだけの事件、事故が起こっている事実、

これはとても深刻な状況なのだと思いました。

 

それはつまり、現地の人たちがどれほど悲惨な状況に置かれているのかを

物語っていると思います。

 

実際、私も行く先々でそういう地元の人たちを目にしました。

何もしてあげられない自分がもどかしく、胸が締め付けられました。

 

ガイドさんの話でも、この情勢は今後も悪化していくのではなかということでした。

政府が本当に国民のために適切な舵取りをしなければ

彼らの怒りや悲しみは和らぐことはないと思いました。

 

そうなれば、世界中の人たちがこの美しい国マダガスカルを訪れることが

さらに困難になってしまいます。

 

なんとか、彼らを過酷な貧困状態から救ってほしいです。

私たち観光客が落としていくお金が少しでも彼らの生活向上のために

活用されていくことを願うばかりです。

 

 

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マダガスカル一人歩き#8名もない雑貨店にときめく

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今回の旅は、現地到着から帰国まで、全てガイドの同伴で行きました。

同じガイドとドライバーさんと2週間ずっと一緒に行動したということです。

 

ガイドさんは、日本語と英語がわかる人だったので

旅行中は日本語と英語のちゃんぽんで意思疎通をしていました。

 

行く前は、どんなガイドにあたるか、正直不安でしたが、

実際は、とても優秀な方で、2週間安心して、行動をすることができました。

 

言ってみれば、自分専属のドライバーとガイドを2週間雇って

マダガスカルを旅して回る自由を得たということで、

今思えば、とても贅沢な時間だったなと思います。

 

一人旅のいいところは、こんなときにも自分の思うようにリクエストができること。

ツアーの行程は当然決まっているのだけれど、

その道中や隙間の時間に自分のやりたいことを遠慮なくお願いできること。

 

それを実感したのが、

アンチラベから首都のアンタナナリボに向かっているときでした。

道中、民芸品などを売っている、とてもカラフルなお店がポツポツと見え始めました。

 

私は、あわててガイドさんに、

「あの店が見てみたい!!」

と伝えて、車を停めてもらいました。

 

 

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私が降りたお店では、ちょうどお母さんたちが内職作業をしていました。

ガイドブックでもよく見るようなワオキツネザルの置物を作っていました。

 

こうやってひとつひとつ手作業で作っている様子を見られるのは

とても新鮮で、感激しました。

 

うれしくなって、友人へのおみやげを買いました。

 

けれどもやっぱり、自分が買って持ち帰れるものにはどうしても限りがあるので、

むしろ私は、店全体のたたずまいとか配色、ディスプレイに惹き込まれます。

 

 

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ここでは、このカラフルな色遣いと手作り感あふれる工芸品の豊富さです。

その全体のかわいらしさ、ポップさにわくわくしていました。

 

これが、団体旅行や、友達との旅行ではこうはいきません。

どうしてもツアーの時間や、相手の好みに縛られてしまうからです。

一人旅だと、ここがとても自由です。

 

ガイドブックにも出ていない、通りすがりの雑貨店が

私にとってはとても印象深い場所になっています。

 

 

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マダガスカル一人歩き#7ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区

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個人的には、トレッキングやマラソンは苦手です。

理由は、やることが単調で、

ただただ黙々と目的地に進む作業が、無意味に思えるから。

「なんで、わざわざこんなシンドイ思いをしているんだ…?」

と自暴自棄な気持ちになってしまう派です。(笑)

 

だから、このツィンギのトレッキングの日程を見た時には、

正直、不安でした。まる1日かけて、トレッキングをする行程だったから。

 

でも、行ってみた感想は、いい意味で期待を裏切るものでした。

昼食をはさんで約6時間のトレッキングは

想像していたしんどさとは違って、ハラハラドキドキのスリリングなものでした。

 

自然のジャングルジム

 

その理由のひとつが、これ。

散策コースが、自然のジャングルジムのようだったから。

 

 

コースは一応人の手が入っているものの、

ほぼ手付かずの岩、しかもこの鋭利さ。

 

 

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軍手をはめて行きましたが、

その軍手が帰りにはボロボロになっているくらいでした。

 

このむき出しの鋭利な岩の隙間を縫って

見晴らし台や洞窟の中を散策します。

 

この緊張感がなんともいえない楽しさだったように思います。

 

子どもの頃ジャングルジムで遊ぶとき、自分がしっかりと鉄棒を握っていないと

それは即、自分が落下したり、けがをしたりすることにつながり、

そうならないために、必死にそこにしがみつくことに夢中になる感じ。

その夢中になって集中している時間がとても心地よかったんです。

 

実際、このトレッキングコースでは、他のツアー客はみんなザイルをレンタルしていて

それを使いながらつり橋を渡ったり、見晴らし台へ登ったりしていました。

(私は軍手のみ!!)

 

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コースの途中にはフラットなスペースはほとんどなく、

気が休まることがありません。

足元さえも、とがった岩の先端を歩いていかなければならないので、

まっすぐバランスを取ることもしなければいけません。

 

この全身運動、全身体験が今までにない感じで

私は楽しめたんだと思います。

 

 

見晴らし台からの眺めが最高

 

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(コース入り口にある掲示板、アナログ感がたまらない(笑))

 

 

ツィンギのトレッキングコースは3種類あり、

私はそのうちの一番長いブロードウェイコース6時間に挑戦しました。

このコースは、2か所の見晴らし台と洞窟探検が含まれている

まさにフルコースの中身です。

 

トレッキングのスタートはツィンギーを囲む森の中の散策から始まります。

ローカルガイドが先導してくれて、

木の上にいる野生のシファカを見つけて教えてくれたり、

そこに住む固有種を紹介してくれたりしました。

 

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(木の上で戯れているシファカのカップルを見れました。)

 

 

小1時間歩いて、いよいよ岩場に到着。

最小限に手を加えられた足場を登って、見晴らし台に向かいます。

 

足元の不安定さと、断崖絶壁のルートにとにかく必死で、

のんびりと景色を味わう余裕を奪われます。

 

でも、その緊張感の末にたどり着いた見晴らし台からの景色は

まさに絶景で、ことばを失います。

上がった息を落ち着かせながら

360度広がるツィンギーの眺めにしばらくボーっとしました。

 

 

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コースにはつり橋があったり、梯子があったり、

通り抜けるのがやっとの狭い隙間があったりと、

まさに、大人のアスレチックコースの様相。

次々変わるコースの局面に対応しなくてはいけないので、

のほほんと歩いている時間がありません。

 

 

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(つり橋からの眺め)
 

 

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(最小限の足場と、ワイヤーロープ)

 

 

コース中盤で訪れる洞窟はヘッドライトを照らさないと

全く視界がないような、真っ暗な中を歩きます。

それも、1時間以上かけて、かなり長い時間洞窟内を歩きます。

 

ガイドさんに置いて行かれないように、必死でついていきました。

 もう、写真を撮っている余裕なんてありません…(苦笑)

 

 

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驚くべきことに、ローカルガイドは、素足に履き古したスニーカーという

「ちょっと、近所のスーパーまで買い物に」くらいのいでたちで

この激しいツィンギーの岩場をすいすいと歩いていきます。

一方の私は、トレッキングブーツにパワータイツ、パワーインナーなどなど

完全装備・・・

 

備わっている人体の資質の違いをまざまざと見せつけられました。

ひ弱な都会人の自分がちょっと恥ずかしくなりました。

 

 

ホテルで作ってもらったサンドイッチを食べてお昼休憩をして、

午後からまた別の見晴らし台に挑みます。

 

午前中のクライミングで体もだいぶ慣れてきて、

勢いづいてきていました。

「次はどんな岩だ?」とワクワクさえしていました。

 

コース途中ですれ違う他の団体の人たちが

ザイルと命綱を使って、おろおろしながらルートを登っているのを横目に

午前中のトレッキングで慣らした体で意気揚々と進むことができました。 

 

 

トレッキング以上ロッククライミング未満

 

全てのコースが終わって、駐車場まで戻った時には

心地よい疲れと、高揚感でいっぱいでした。

 

 1日過ごしてみての感想は、

「トレッキング以上ロッククライミング未満」

という印象です。

 

ロッククライミングほどのガッツリしたコースではないけれど

さりとて、ハイキングというには少々負荷が大きい

でも、普通のトレッキングの装備で

日本では体験できないようなハードなチャレンジと

見たこともない絶景が楽しめるという

とても魅力的な場所でした。

お勧めです!!

 

 

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(風雨の浸食だけで、どうやったらこんな地形ができるのか?) 

 

 

以上、ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区の紹介でした。

 

懲りない自分に嫌気がさす

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先週の日曜日、アメリカ人とねた。(男と女として)

 

決して行きずりのアメリカ人ではない

5年前からの友人

仕事を通して知り合った彼

 

3年前に職場が離れてからは

時々ラインで近況を報告し合うくらいの関係だった

 

いつも唐突にメッセージを送ってきて

とりとめのない話をする彼に

「なんか変わったこだなぁ・・・」

という程度の親近感はもっていた

 

それでも、海外赴任で、精神的にかなりまいっていたときに

何の前触れもなく送られてくるそのメッセージは

気持ちを楽にしてくれて、嬉しかった

 

その彼が仕事の関係で、私の赴任先にくるという

仕事のあとに休暇をとって何日か滞在できるから

久しぶりに会おうということになった

 

異国の地で、5年ぶりにかつての同僚と会う

私の中では、同窓会に出席するくらいの軽いノリで彼と会った

 

が、

 

結局、ねてしまった。

期待していなかったといえばウソだ

 

そんな展開もあったりして・・・?!

くらいの

あくまで「?!」がつくくらいのコメディタッチでの期待だけど

 

なぜなら、彼が来る数日前に彼のFacebook

仲睦まじく写る彼女の写真を見たからだ

 

「だよねぇ~」

と思いながら、そのFacebookを眺めていた

 

でも、実際にはその「?!」が現実になっていた

私の悪い癖で、そのFacebookのことは最後まで聞けなかった

 

聞いたところで、私はきっと

「彼女裏切ったらだめじゃん!!」

とかいって、いい子になって拒絶することができない

罪悪感より優越感に浸って、結局抱かれることをよしとする

 

体を重ねて、人肌の温かさを感じると

心がほぐれていくような優しい気持ちになる

 

責任感やストレスでガチガチになっていた心が

じんわりと解放されていく感じで幸せになる

その時間がたまらなく好き

 

 

でも、いつも問題はそのあと

 

彼が帰国して、またいつもの日常に戻ってからの1週間

喪失感が半端ない

一緒に過ごした1日を何度も何度も思い出して

楽しかった記憶を再生するのだけど、

その度に彼がいないことが際立って

泣きそうになる

 

彼にとっては、一夜のたのしみ

旅先のちょっとした思い出

 

都合のいい女か

 

分かってるはずなのに

また同じことを繰り返してる

 

懲りない自分に嫌気がさす

 

そんな憂鬱な週末です

 

 

 

【速報!!】《香港ー深圳北》高速鐵路に乗ってみた#4西九龍駅の遊び方

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西九龍駅の遊び方

 

今回は、観光スポットとしての西九龍駅という目線で書いてみます。

 

実は、開業以前に偶然にこの西九龍駅の前を通ることがあって、

その時に、ほんの一瞬だけだったけれど、

この駅の外観を見る機会がありました。

 

香港にある建物としては珍しく、

高層階のビルではなく、地中から気泡が盛り上がってきたような

ゆるやかなカーブと、白い鋼材で全体が統一されたとても洗練されたたたずまい、

私はそこが気に入りました。

 

「もっとちゃんと見てみたい!!」と。

 

同じ九龍駅周辺にある、いかつい高級高層マンションに比べると、

どこかひっそりと、でもちゃんと存在感をもっている

その雰囲気がお勧めです。

 

開業初日は、真新しい列車に乗れるというだけで、かなり浮かれていたので、

後日、改めてこの西九龍駅だけを散策するために訪れました。

 

 

まだまだ進化途中の西九龍駅

 

Googleで西九龍駅を検索してみると、こんな画像が出てきます。

 

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今出来上がっているのは、おそらく駅舎部分だけで、

どうやら今も進化の真っ最中ということみたいです。

この画像のように全ての建物が完成するのはいったいいつになるのでしょう・・・

 

 

というのも、香港はこういう場所があちこちにあります。

永遠と続くのではないかと思うような、

遅々として進展しない(ように見える)工事現場。

 

 

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(高鐵開業日の様子。まだまだ絶賛工事中。。。)

 

それはつまり、香港の経済発展の勢いを表す証拠なのかもしれませんが、

どうも見栄えが雑なんです。

ごちゃごちゃしている感じが、私はとても残念に思えます。

 

だから、この西九龍駅も、まだまだこれから先が楽しみな場所であるといえるでしょう。

 

 

魅せる外観

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私が好きなのは、この流線型のしなやかな形と

ガラス張りのクリアな外観です。

周りのビル群はほぼすべてが直方体のカクカクした印象なのに対して、

この駅ビルは丸みを帯びていて柔らかい印象があります。

 

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(曲線が目に優しい。。。)

 

あと、香港のビルはやたらギラギラしています。

風水的な意味合いがあるのか知りませんが、

ビルの壁面が押しなべてギラギラと光っています。

 

 

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(典型的、ギラギラビル) 

 

そんな中でこの、白い輪郭で統一されたスマートな外観が

とても落ち着くのです。

 

 

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 (緑が目に優しい。)

 

憩いの空間演出

 

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駅ビル前のスペースは、緑地公園のように憩いの空間が設計されています。

建物の屋上エリアではビクトリア湾を望む展望スペースとして、

香港らしい景観を十分に楽しめます。

 

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 右側の階段を登りきると、展望デッキにつきます。

(エレベーターも設置されています。)

 

 

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地上部分には、噴水や木々を配してちょっとした散策スペースになっています。

気温や湿度が落ち着いてくる11月~3月頃なら、

このちょっとしたオアシススペースでのんびりするのもありかと思います。

 

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これだけの広いスペースがあるので、

きっと、毎年ビクトリア湾で打ち上げられる花火の時には

新しい見物場所としてたくさんん見物客が訪れるような気がします。

 

 

訪れてみる価値あり

 

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いかがでしょう、西九龍駅の魅力伝わったでしょうか?

建築物としての西九龍駅も見ごたえがあって、とても素敵です。

香港の大概の観光地はもう知っているという人は、

新しいホットスポットとして、この西九龍駅を訪れてみては?

 

 

 

【速報!!】《香港ー深圳北》高速鐵路に乗ってみた#3じゃあ、帰ろう

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わずか20分で、香港から中国本土へ。

チェックインからの時間をトータルすれば、

それほど大幅な時間の短縮になっているとは言えませんが、

快適さ便利さは圧倒的に高鐵の方です。

 

 

香港から中国本土への旅の広がり

 

私が特に気に入っているところは、

中国本土からその他の都市へのアクセスのよさです。

 

深圳北、広州南それぞれの高鐵の駅からは

中国国内のその他の主要都市への高鐵にスムーズにアクセスできます。

 

この鉄道網が予想以上に広がっていました。

中国の成長の勢いを実感しました。

これがその鉄道網です。

 

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中国、大学教師が製作した「全国高速鉄道路線図」が話題--人民網日本語版--人民日報

 

 

今回私は、深圳北から南寧という、中国とベトナムの国境付近の都市へ向かいました。

(こちらの旅行の詳細はいずれまとめたいと思っています。)

 

香港から深圳北までダイレクトで行けると、

そこからすぐに高鐵を乗り換えて次の都市への移動ができます。

これまでは、香港から深圳に入国しても、

そこからさらにこの高鐵駅深圳北まで移動しなければならなかったので、

それがまたひと手間かかる印象でした。

 

これが、香港から深圳北までダイレクトでつながると

駅構内だけの移動で済むので、これがとても便利だと思いました。

 

深圳北ー香港(復路)

 

では、深圳北から香港までの復路についてです。

往きの時にまとめましたが、香港側、西九龍駅で入国・出国手続きが行われるので、

深圳北駅では、チケットさえ手に入れていれば、

駅構内でのんびりと過ごすことができます。

 

けれども、深圳北駅構内に入るには、列車チケットとID(パスポート)の確認

さらには荷物検査を経ないと入れないようになっています。

駅構内に入るのでさえも、入場ゲートで列をなして待たなければならないので

やはり、こちらも出発の1時間くらい前には駅に到着している必要があると思います。

 

 

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とにかく、本土は、スケールが違いすぎます。

駅の大きさ、人の多さ、行列の長さなどなど・・・。

日本の感覚で行こうと思うと、その規格外、想定外のあれこれに

想像以上のストレスがかかります。

 

 

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意外にも、中国の高鐵はオンタイムのスケジュール通りしっかりと運行されているので、(若干、偏見をもって考えていました・・・)

乗車前の諸々の手続きで時間をくうのは、とても焦ります。

 

時間に余裕を持ってが絶対条件だなぁと思います。

 

長い行列にもまれながら、なんとか駅構内に入れれば、

あとは、電光掲示板で列車のホームを確認して、乗車アナウンスがあるまで待ちます。

 

 

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深圳北駅構内には、たくさんの飲食店、土産物店があるので

時間をつぶすのには困らないと思います。

待合用の座席も十分あるので安心です。

 

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ただ、トイレは「中国式」なので、トイレットペーパーは無く、

臭いや水回り等、少し覚悟のいる仕様になっています。

でも、清掃員の人が常駐していて、こまめに掃除をしているようだったので、

なんとか我慢できます。(笑)

 

 

乗車アナウンスは、発車の15~20分前にかかります。

チケットを改札機に通せば、ホームへ降りることができます。

 

 

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帰りの列車の時に、大発見をしてしまいました!!

チケットの右上に書いてある英数字が、

そのままホームの番線になっていたんです!!

 

これを知っていたら、乗り換えの時とか迷わずに済むので、とても安心です。

駅構内はやたらとデカイので、

掲示板を見てウロウロしなくて済むのが助かります。

ただ、直前でホームが変更になるときもあるので、

それは注意しておいた方がいいかもしれません。

 

 

夜の高鐵

 

 

夜の列車だったので、ライトが点灯されていました。

暗いホームの向こうから、まぶしい光を点灯させて

ホームに入場してくる様子は、これまたかっこよかったです!!

 

 

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帰りの列車はこんな感じでした。

なんとなくこの列車は、香港のデザインっぽかったです。

(勝手な思い込みかもしれませんが・・・(笑))

 

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ただ、車両間のガラス扉に、香港のMTRのマークが ついているのを見ると、

やっぱり、香港サイドの列車ではないかなぁと思います。

 

座席の配色がカラフルでおしゃれでした。

天井、荷物棚の曲線の感じも、柔らかくて私は好きでした。

 

 

 

無事、香港に到着

 

 

香港側の高鐵の駅は、地下にあります。

 

 

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まずは、中国『出国』手続き。

パスポートにスタンプを押してもらいました。

 その後、『国境』越えをして、香港『入国』手続き。

 

 

 

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最後に、列車のチケットを改札に通して、到着ロビーに出ます。

 

 

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お疲れ様でした!!

やっぱり、香港に戻ってくると、ホッとします。

 

 

 

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 以上、深圳北ー香港の復路でした。

 

【速報!!】《香港ー深圳北》高速鐵路に乗ってみた#2さあ、乗ろう

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さあ、いよいよオープン初日!!

準備万端整えて、高鐵に乗ります!!

 

 

 

 

前日夜にオンライン予約で、チケットを購入すると

予約確認メールが送られてきました。

 

そのメールには、最低、出発時間の45分前にはチェックインするように

という指示が書いてありました。

やっぱり、飛行機と同じ感覚です。

 

日本の新幹線のように、出発時刻直前にきて、改札を通り、パッと乗車

というような感覚で行くと、確実に乗れません。

 

国内線の飛行機に搭乗するイメージで、利用する感覚が大事だと思います。

 

 

MTR九龍駅から高鐵西九龍駅へ

 

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今回は、MTR九龍駅から香港西九龍駅へ行く方法を選びました。

《香港ー深圳北》間の香港側の正式な駅名は、

『香港西九龍』(Hong Kong West Kowloom)です。

 

 

この香港西九龍駅へは、

空港から市内へ乗り入れるエアポートエクスプレスの駅でもある

九龍駅(Kowloon)と、柯士甸駅(Austin)の両方の駅から行くことができます。

 

どちらの駅からも連絡路が整備されているので、

迷うことなく確実に行くことができます。

 

 

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九龍駅(Kowloon)に着くと、すぐに高鐵のイメージカラーである

オレンジ色のサインがいたるところにあり、

香港西九龍駅への順路を分かりやすく示しています。

 

 

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このオレンジ色のマークを頼りに進んでいけば、

香港西九龍駅へ着きます。

 

 

途中の連絡通路は、ヴィクトリアハーバーに面していて、

とても香港らしい景色を横目に見ながら歩くことができます。

 

 

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大陸から香港に訪れた人は、きっと、この景色を最初に見て、

香港に来た感動を味わえるのではないかなぁと思います。

 

 

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高鐵に乗らなくても、この遊歩道はとても景色がきれいなので、

私はお勧めしたいです。

 

ヴィクトリアハーバーの景色を見終わると、

いよいよ香港西九龍駅内に入ります。

 

 

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この日は開業初日とあって、報道陣や利用客、駅スタッフなどで

すごい熱気に溢れていました。

 

 

チケット発券

 

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まずは、予約してあるチケットを発券してもらいます。

Ticket Collectionの窓口に行きます。

 

 

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予約確認メールとパスポートを窓口のスタッフに渡します。

 

 

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発券してもらったチケットをもって、改札を通ります。

 

 

香港『出国』手続き

 

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まずは、香港側の『出国』手続きがあります。

空港と同じで、手荷物検査と金属探知機を通過します。

 

 

それが終わると、香港側の出国になります。

外国人は「Visitor Counters」に進みます。

 

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香港IDを持っている場合は、このゲート。

 

 

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出国ゲートを通過すると、Duty Freeのお店が両側に並びます。

空港と全く同じです。

 

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これで、ようやく列車に乗れるのかと思っていたら大間違い(笑)

 

しばらく行くと、いきなり床に「国境」が!!

 

 

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なんと、ここから「中国」になってしまうのです。

なんとも不思議なことになっています。

 

 

 

実際、ここに国境を設けることには、

香港の人からは強い反発があったそうです。

この辺りは、なかなかデリケートな問題になりそうです。

 

 

中国『入国』手続き

 

そして、この国境を越えて、中国に「入国」したので、

今度は入国審査をすることになります。

 

同じ建物の中で「出国」と「入国」が一緒に行われるということです。

 

不思議なことに、「中国」側に入ると、係員の感じや空気感みたいなものが

突然変わったように感じられました。

 

圧倒的な数の中国人用のカウンターを横目に見ながら、

外国人用のカウンターは、端の方にたったの2カウンターだけ・・・

なんともいえないアウェイ感がありました。

 

 

乗車

 

入国審査を無事通過し、もう一度中国側での手荷物検査を終えると、

ようやく、列車のホームを示したモニターが見えてきます。

 

そこで、自分の乗車する列車のホームを確認して、

乗車アナウンスまで待ちます。

 

ここでも、飛行機への搭乗と同じ方式がとられていました。

つまり、乗客は入場のアナウンスがあるまでは、

ホームには降りられないということです。

発車時刻の20分前までは出発ホールで待つことになります。

 

 

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(出発ホール上から見た様子)

 

 

入場アナウンスがかかると、ようやくホームに降りて、乗車することができます。

 

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(乗車口※このホームは深圳北です) 

 

 

日本の新幹線の要領をイメージしていると、えらいことになります。

列車に乗るまでに、予想以上の手間と時間がかかるので、

それだけで、疲れてしまう感じです。

 

 

今回は、乗車まで約30分かかりました。

外国人のパスポート審査は予想以上に手間取るので、

もし、観光客が押し寄せていたら、もっと時間がかかっただろうと思います。

 

 

列車の乗り心地は・・・

 

 

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(赤いラインが凛々しくてカッコイイ!!)

 

 

ようやく乗車までたどりつきました。

車内はこんな感じです。

 

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新幹線と同じ3列+2列シートです。

1等席はおそらく、2列+2列だと思います。

座席表示が電光表示で未来感が出ています。

 

 

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オープン初日乗車記念で、オリジナルスマホグリップをもらいました!!

かなり嬉しい(笑)

 

座席の間隔も新幹線と同じで、ゆったりとしていました。

前の折り畳みテーブルもちゃんとあります。

 

乗り心地も、新幹線と全く同じです。

静かで快適!!

 

あれやこれやと興奮しているうちに、あっという間に中国側に。

香港側の行程はほぼすべて地下を走っているので、

景色を楽しむことは残念ながらできません。

 

でも、外に出たと思ったら、もうそこは深圳!!というところが感動しました。

やっぱり、香港とは景色が違うのです。

「中国」っていう雰囲気になるんです。

 

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(深圳北のホーム、とんでもなくデカイです(笑)全部で24番線までありました。スケールが違う。)

 

 

わずか20分で深圳北の高鐵ホームに到着です。

本当にあっという間についてしまいます。

とても便利です。

お勧めです!!

 

 

 以上、高鐵の乗車と乗り心地でした。