【速報!!】《香港ー深圳北》高速鐵路に乗ってみた#3じゃあ、帰ろう
わずか20分で、香港から中国本土へ。
チェックインからの時間をトータルすれば、
それほど大幅な時間の短縮になっているとは言えませんが、
快適さ便利さは圧倒的に高鐵の方です。
香港から中国本土への旅の広がり
私が特に気に入っているところは、
中国本土からその他の都市へのアクセスのよさです。
深圳北、広州南それぞれの高鐵の駅からは
中国国内のその他の主要都市への高鐵にスムーズにアクセスできます。
この鉄道網が予想以上に広がっていました。
中国の成長の勢いを実感しました。
これがその鉄道網です。
中国、大学教師が製作した「全国高速鉄道路線図」が話題--人民網日本語版--人民日報
今回私は、深圳北から南寧という、中国とベトナムの国境付近の都市へ向かいました。
(こちらの旅行の詳細はいずれまとめたいと思っています。)
香港から深圳北までダイレクトで行けると、
そこからすぐに高鐵を乗り換えて次の都市への移動ができます。
これまでは、香港から深圳に入国しても、
そこからさらにこの高鐵駅深圳北まで移動しなければならなかったので、
それがまたひと手間かかる印象でした。
これが、香港から深圳北までダイレクトでつながると
駅構内だけの移動で済むので、これがとても便利だと思いました。
深圳北ー香港(復路)
では、深圳北から香港までの復路についてです。
往きの時にまとめましたが、香港側、西九龍駅で入国・出国手続きが行われるので、
深圳北駅では、チケットさえ手に入れていれば、
駅構内でのんびりと過ごすことができます。
けれども、深圳北駅構内に入るには、列車チケットとID(パスポート)の確認
さらには荷物検査を経ないと入れないようになっています。
駅構内に入るのでさえも、入場ゲートで列をなして待たなければならないので
やはり、こちらも出発の1時間くらい前には駅に到着している必要があると思います。
とにかく、本土は、スケールが違いすぎます。
駅の大きさ、人の多さ、行列の長さなどなど・・・。
日本の感覚で行こうと思うと、その規格外、想定外のあれこれに
想像以上のストレスがかかります。
意外にも、中国の高鐵はオンタイムのスケジュール通りしっかりと運行されているので、(若干、偏見をもって考えていました・・・)
乗車前の諸々の手続きで時間をくうのは、とても焦ります。
時間に余裕を持ってが絶対条件だなぁと思います。
長い行列にもまれながら、なんとか駅構内に入れれば、
あとは、電光掲示板で列車のホームを確認して、乗車アナウンスがあるまで待ちます。
深圳北駅構内には、たくさんの飲食店、土産物店があるので
時間をつぶすのには困らないと思います。
待合用の座席も十分あるので安心です。
ただ、トイレは「中国式」なので、トイレットペーパーは無く、
臭いや水回り等、少し覚悟のいる仕様になっています。
でも、清掃員の人が常駐していて、こまめに掃除をしているようだったので、
なんとか我慢できます。(笑)
乗車アナウンスは、発車の15~20分前にかかります。
チケットを改札機に通せば、ホームへ降りることができます。
帰りの列車の時に、大発見をしてしまいました!!
チケットの右上に書いてある英数字が、
そのままホームの番線になっていたんです!!
これを知っていたら、乗り換えの時とか迷わずに済むので、とても安心です。
駅構内はやたらとデカイので、
掲示板を見てウロウロしなくて済むのが助かります。
ただ、直前でホームが変更になるときもあるので、
それは注意しておいた方がいいかもしれません。
夜の高鐵
夜の列車だったので、ライトが点灯されていました。
暗いホームの向こうから、まぶしい光を点灯させて
ホームに入場してくる様子は、これまたかっこよかったです!!
帰りの列車はこんな感じでした。
なんとなくこの列車は、香港のデザインっぽかったです。
(勝手な思い込みかもしれませんが・・・(笑))
ただ、車両間のガラス扉に、香港のMTRのマークが ついているのを見ると、
やっぱり、香港サイドの列車ではないかなぁと思います。
座席の配色がカラフルでおしゃれでした。
天井、荷物棚の曲線の感じも、柔らかくて私は好きでした。
無事、香港に到着
香港側の高鐵の駅は、地下にあります。
まずは、中国『出国』手続き。
パスポートにスタンプを押してもらいました。
その後、『国境』越えをして、香港『入国』手続き。
最後に、列車のチケットを改札に通して、到着ロビーに出ます。
お疲れ様でした!!
やっぱり、香港に戻ってくると、ホッとします。
以上、深圳北ー香港の復路でした。