ほていさんの覚書

自分なりの視点で世界を切り取りたい

マダガスカル一人歩き#8名もない雑貨店にときめく

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今回の旅は、現地到着から帰国まで、全てガイドの同伴で行きました。

同じガイドとドライバーさんと2週間ずっと一緒に行動したということです。

 

ガイドさんは、日本語と英語がわかる人だったので

旅行中は日本語と英語のちゃんぽんで意思疎通をしていました。

 

行く前は、どんなガイドにあたるか、正直不安でしたが、

実際は、とても優秀な方で、2週間安心して、行動をすることができました。

 

言ってみれば、自分専属のドライバーとガイドを2週間雇って

マダガスカルを旅して回る自由を得たということで、

今思えば、とても贅沢な時間だったなと思います。

 

一人旅のいいところは、こんなときにも自分の思うようにリクエストができること。

ツアーの行程は当然決まっているのだけれど、

その道中や隙間の時間に自分のやりたいことを遠慮なくお願いできること。

 

それを実感したのが、

アンチラベから首都のアンタナナリボに向かっているときでした。

道中、民芸品などを売っている、とてもカラフルなお店がポツポツと見え始めました。

 

私は、あわててガイドさんに、

「あの店が見てみたい!!」

と伝えて、車を停めてもらいました。

 

 

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私が降りたお店では、ちょうどお母さんたちが内職作業をしていました。

ガイドブックでもよく見るようなワオキツネザルの置物を作っていました。

 

こうやってひとつひとつ手作業で作っている様子を見られるのは

とても新鮮で、感激しました。

 

うれしくなって、友人へのおみやげを買いました。

 

けれどもやっぱり、自分が買って持ち帰れるものにはどうしても限りがあるので、

むしろ私は、店全体のたたずまいとか配色、ディスプレイに惹き込まれます。

 

 

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ここでは、このカラフルな色遣いと手作り感あふれる工芸品の豊富さです。

その全体のかわいらしさ、ポップさにわくわくしていました。

 

これが、団体旅行や、友達との旅行ではこうはいきません。

どうしてもツアーの時間や、相手の好みに縛られてしまうからです。

一人旅だと、ここがとても自由です。

 

ガイドブックにも出ていない、通りすがりの雑貨店が

私にとってはとても印象深い場所になっています。

 

 

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