ほていさんの覚書

自分なりの視点で世界を切り取りたい

一人旅が好きな訳

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旅で一番楽しいこと、ワクワクすることは

旅程を立てて、自分で手配をしていく時間

想像力を働かせて自分が一番楽しいと思えるように組み立てていく作業が至福の時間

当日はその「確認作業」みたいなもの

その「確認作業」が自分のイマジネーションと近ければ近いほど

なんともいえないエクスタシーを覚える

 

人が時間やお金を割いて、その場に足を運ぶ動機は、いつだって「確認作業」で、つまりネタバレしているモノにしか反応していない

『革命のファンファーレ』(西野 亮廣) p.128

 

 

加えて、「確認作業」の途中にアクシデント的に思わぬ出来事

素敵なガイドとの出会いとか、地元の人との出会いとか、

意外な風景の発見とか、居心地のいいホテルの空気とか、

その旅行の中でしか体験できない事が起こるとさらにテンションがあがる

大事なのは自分で開拓している手ごたえ

砂場で穴を掘っていたら、綺麗な石がでてきてハッとする感じ

「うわっ、何これ!!」っていう

 

 

グループ旅行はだから嫌い

グループの意思で行動して

リーダー格の意思で歩く道が決まって

グループの意思で食べる料理が決められて

最大公約数の時間で無駄な買い物に付き合わされる

そんな時間が私には苦痛でしかたがない

 

「通」を気取ったリーダーに「おいしい店」「有名な場所」「外せないこと」

を押し付けられて従ったはいいけれど

そのリターンがいうほどのものではなかったり

逆に落胆や疲労を感じてしまう結果だったりすると

それだけで私の時間を返せって叫びたくなる

あんたのくだらん自己満足、自己主張のために人を巻き込むなっていいたい

二度とあんたとは一緒に行動しないって思う

それはもう私にとっては旅行じゃない苦行だ

お金と時間をかけてそんな苦行をするなんて我慢できないのだ

 

一人だったら、自分の気の向くままに行動できて

余計な気遣いが必要ない

自分の時間を自分で消費しているからストレスがかからない

だから好き

だからたいてい旅行は一人になる

 

①似非日本人

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自分を〇〇県人といって憚らない香港人のAさん。

そもそも「香港人」という言い方自体不適切なのだろうけれど、

香港人はやはり、国籍とかの感覚がちょっと複雑なのかもしれない。

あるいは、ゆるい、あるいは、てきとーとも。

でも、「中国人」ではないとは思っているようだ。そこら辺のプライド意識は高い。

 

香港人の日本贔屓には本当に感動する。感謝する。

こんなに日本のことを好いてくれている人たちがいるのかと思った。

 

くだんの同僚Aさんも、10年近く日本に住んでいたらしい。

その情熱、大好きさ加減には本当に頭が下がります。

日本語のレベルも、日本人同士の職場で不自由なく業務ができるほど。

自分が英語圏の会社で、現地の人と普通にやり取りができるほど

語学に堪能かと言われれば、まったくダメ。

憧れてはいたけれど、そんな大人に。

 

が、しかしだ。

どうも、気に入らないのだ私は。

Aの目線は常に自分本位。

口を開けば不平、不満。

「自分はこんなに日本に理解をもっている外国人です」

「むしろ日本人に近い感覚をもちあわせています」

「だって私は〇〇県人ですから」

「そんな私が訴えることですから当然受け入れられますよね」

同じ日本人なら分かってもらえますよね、私の気持ち」

てな具合で、Aの口から出てくるのは、他の同僚の悪口ばかり。

それをさもいい肴のようにしゃべってくるものだから、

せっかくの会食も台無しということになる。

きっとそんな風に場をしらけさせていることをAは全く感じていない。

だから、相も変わらず私を食事に誘ってくる。

あなたと食事をすると食事がまずくなるから嫌だといえない私。

いつも曖昧に受け流して自分の食事に集中する。

結論、めんどくさいやつ。

似非日本人。

 

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愛すべき同僚たち

吐き出せない最も大きなストレス元は、この頓珍漢な職場だ。

これまでも色々な異星人に遭遇してきたけど、

ここは想像を絶するカオスだ。

このカオスに2年以上使ってきたことが今回の自宅療養と無縁だとは思えない。

やはり、体は正直なのだ。

必死に飲み込んできたうっぷんが体を蝕んでいたのだろう。

本当にごめんね、私のカラダ。

 

極端に閉じた人間関係、職場の中で毎日ため込んだ

行き場のない怒りの感情がこのブログを立ち上げる一エネルギーになっていることは間違いない。

それくらいカオスだ。

特別にキャラがたっているわけではないと思う。

一見すると普通のサラリーマンなのだろう。

でも、私にとっては吐き気のするカオスなのだ。

 

このキャラクターで半沢直樹ばりの小説を書いたらどうなるだろう。

それくらいにして昇華でもしなくては、救われない3年間だ。