【速報!!】《香港ー深圳北》高速鐵路に乗ってみた#4西九龍駅の遊び方
西九龍駅の遊び方
今回は、観光スポットとしての西九龍駅という目線で書いてみます。
実は、開業以前に偶然にこの西九龍駅の前を通ることがあって、
その時に、ほんの一瞬だけだったけれど、
この駅の外観を見る機会がありました。
香港にある建物としては珍しく、
高層階のビルではなく、地中から気泡が盛り上がってきたような
ゆるやかなカーブと、白い鋼材で全体が統一されたとても洗練されたたたずまい、
私はそこが気に入りました。
「もっとちゃんと見てみたい!!」と。
同じ九龍駅周辺にある、いかつい高級高層マンションに比べると、
どこかひっそりと、でもちゃんと存在感をもっている
その雰囲気がお勧めです。
開業初日は、真新しい列車に乗れるというだけで、かなり浮かれていたので、
後日、改めてこの西九龍駅だけを散策するために訪れました。
まだまだ進化途中の西九龍駅
Googleで西九龍駅を検索してみると、こんな画像が出てきます。
今出来上がっているのは、おそらく駅舎部分だけで、
どうやら今も進化の真っ最中ということみたいです。
この画像のように全ての建物が完成するのはいったいいつになるのでしょう・・・
というのも、香港はこういう場所があちこちにあります。
永遠と続くのではないかと思うような、
遅々として進展しない(ように見える)工事現場。
(高鐵開業日の様子。まだまだ絶賛工事中。。。)
それはつまり、香港の経済発展の勢いを表す証拠なのかもしれませんが、
どうも見栄えが雑なんです。
ごちゃごちゃしている感じが、私はとても残念に思えます。
だから、この西九龍駅も、まだまだこれから先が楽しみな場所であるといえるでしょう。
魅せる外観
私が好きなのは、この流線型のしなやかな形と
ガラス張りのクリアな外観です。
周りのビル群はほぼすべてが直方体のカクカクした印象なのに対して、
この駅ビルは丸みを帯びていて柔らかい印象があります。
(曲線が目に優しい。。。)
あと、香港のビルはやたらギラギラしています。
風水的な意味合いがあるのか知りませんが、
ビルの壁面が押しなべてギラギラと光っています。
(典型的、ギラギラビル)
そんな中でこの、白い輪郭で統一されたスマートな外観が
とても落ち着くのです。
(緑が目に優しい。)
憩いの空間演出
駅ビル前のスペースは、緑地公園のように憩いの空間が設計されています。
建物の屋上エリアではビクトリア湾を望む展望スペースとして、
香港らしい景観を十分に楽しめます。
右側の階段を登りきると、展望デッキにつきます。
(エレベーターも設置されています。)
地上部分には、噴水や木々を配してちょっとした散策スペースになっています。
気温や湿度が落ち着いてくる11月~3月頃なら、
このちょっとしたオアシススペースでのんびりするのもありかと思います。
これだけの広いスペースがあるので、
きっと、毎年ビクトリア湾で打ち上げられる花火の時には
新しい見物場所としてたくさんん見物客が訪れるような気がします。
訪れてみる価値あり
いかがでしょう、西九龍駅の魅力伝わったでしょうか?
建築物としての西九龍駅も見ごたえがあって、とても素敵です。
香港の大概の観光地はもう知っているという人は、
新しいホットスポットとして、この西九龍駅を訪れてみては?