ほていさんの覚書

自分なりの視点で世界を切り取りたい

一人旅が好きな訳

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旅で一番楽しいこと、ワクワクすることは

旅程を立てて、自分で手配をしていく時間

想像力を働かせて自分が一番楽しいと思えるように組み立てていく作業が至福の時間

当日はその「確認作業」みたいなもの

その「確認作業」が自分のイマジネーションと近ければ近いほど

なんともいえないエクスタシーを覚える

 

人が時間やお金を割いて、その場に足を運ぶ動機は、いつだって「確認作業」で、つまりネタバレしているモノにしか反応していない

『革命のファンファーレ』(西野 亮廣) p.128

 

 

加えて、「確認作業」の途中にアクシデント的に思わぬ出来事

素敵なガイドとの出会いとか、地元の人との出会いとか、

意外な風景の発見とか、居心地のいいホテルの空気とか、

その旅行の中でしか体験できない事が起こるとさらにテンションがあがる

大事なのは自分で開拓している手ごたえ

砂場で穴を掘っていたら、綺麗な石がでてきてハッとする感じ

「うわっ、何これ!!」っていう

 

 

グループ旅行はだから嫌い

グループの意思で行動して

リーダー格の意思で歩く道が決まって

グループの意思で食べる料理が決められて

最大公約数の時間で無駄な買い物に付き合わされる

そんな時間が私には苦痛でしかたがない

 

「通」を気取ったリーダーに「おいしい店」「有名な場所」「外せないこと」

を押し付けられて従ったはいいけれど

そのリターンがいうほどのものではなかったり

逆に落胆や疲労を感じてしまう結果だったりすると

それだけで私の時間を返せって叫びたくなる

あんたのくだらん自己満足、自己主張のために人を巻き込むなっていいたい

二度とあんたとは一緒に行動しないって思う

それはもう私にとっては旅行じゃない苦行だ

お金と時間をかけてそんな苦行をするなんて我慢できないのだ

 

一人だったら、自分の気の向くままに行動できて

余計な気遣いが必要ない

自分の時間を自分で消費しているからストレスがかからない

だから好き

だからたいてい旅行は一人になる